2017年の春頃。ぼくらはDMMに買収され、慣れない六本木で働いていた。昼時にふくちゃんとoyzと街へ出て喫煙可能な安い店を探していると、居酒屋ランチの看板が目に入った。
「さあさあ、奥へ奥へ」という女将に促されるまま油断していると、必要以上に大きな個室に通されてしまった。三人には持て余す部屋をぐるっと眺め、ふと振り返るとふくちゃんがカラオケセットにこの曲を入れて歌いはじめていた。脈絡のなさに狂人じみたものを感じる。一番のサビを歌い終えた頃、スッと襖が開き「昼からカラオケはダメに決まってるだろ!」と女将に注意されてしまった。この曲を聴くと女将の「この田舎者が!キッ!」という表情を思い出す。