70年代以降、最先端のファンク道を邁進するジャズ・ジャイアントHerbie Hancockが1978年の本作で目をつけたのはヴォコーダー。
独特のファンク臭が滲み出るこの楽曲に可能性を見出したのか、5曲中3曲で大胆に起用、自身でたっぷり歌いまくっているのがなんとも気持ち良い。
The Headhuntersの面々も強力なサポートでアルバムを盛り立てるが、中でもこの3曲目のタイトル・トラックはキラー・ファンク。
ブリブリと跳ねまくるリズム・セクションに反し、ヴォコーダーによる歌メロはたっぷりと憂いを含んだメロウな仕上がり。
脂の乗りまくったファンク・グルーヴの凄まじい格好良さに惚れ惚れ。