「言葉よ どうか いつもそばにあり これからの奇跡に全部形を与えてください」という歌詞の意味を考える。かまいたちの濱家さんが、幼い頃にお世話になったスーパーの閉店の知らせを聴いて、そこを訪れたというブログ記事を観た。記事では、時折涙を浮かべ、言葉をぽつぽつとこぼしながら、スーパーでの思い出を語る濱家さんの姿が書いてあった。忘れてしまうから。言葉を綴ってずっと抗っている。なぜ言葉を綴るのかという問いは果てがない。だけど、忘れたくないと思ってこぼす、絵の美しさや場所の思い出、あのライブハウスの音楽がどれほど素晴らしかったかについて。言葉だけが僕らの感情に形を与えてくれる。それだけは確かなのだ。