Commonの2011年作。
2000年前後の代表作の数々の素晴らしさに気を取られがちだけど、いやいやCommonはいつだって聴き応えがある。
今作もディスコグラフィの中ではスルーされがちな地味盤ではるけれど、No I.D.が作り上げたソウルフルで渋みの効いたビートとCommonのタイトなラップは格好良いの一言に尽きる。
The Impressions使いの「Lovin' I Lost」と悩んだが、やはりこの曲がベスト。
Kenny Loggins「Celebrate Me Home」のロマンティックな鍵盤をサンプリングした、キャッチーかつソウルフルなヒップホップ・アンセム。
Common
- RH Factor名義で残された3枚の作品はどれも最高ですが、この2003年リリースの1stが最も華やかで聴きやすいがゆえに代表作に挙げられるだろう。 ネオソウル・シーンのキーパーソンが一堂に会した豪華極まりない様相を呈しているけど、それもRoy Hargroveの端正でエモーショナルなブロウと只ならぬ編集感覚の巧みさゆえ。 今作はジャズ視点におけるネオソウルの最高傑作。 この曲はタイトルそのままにCommonのフリースタイルが鋭く切り込むジャズ・ファンク。 ブヨブヨと跳ねては纏わりつくベース、バシっと締まるドラム、ソウルフルなエレピの上を軽やかにトランペットとラップがセッションする。
- I Still Need Love 2 アーティスト Common, Madison Mc, Ferrin, The Twilite Tone ソングライター Anthony Khan, Lonnie Rashid Lynn Jr., Madison McFerrin プロデューサー The Twilite Tone --- 2025
- Commonはどのアルバムも名作だけど、中でも好きなのが今作。97年の3作目で、引き続きNo I.D.がプロデュース。コンシャスラッパーとしてその評価を決定づけた重要作。 中でもDonny HathawayとStevie Wonderというニューソウル黄金期の2人の名曲をサンプリングし、Lauryn Hillをフックに迎えたこの曲は素晴らしい。暖かく感動的なトラックと歌が包み込むが、歌詞はセンシティブでシリアスなのがこの人ならでは。 Lauryn Hillの歌はCommonのストイックなラップに寄り添いながらも勇壮で強力な引力を持っている。 ヒップホップ史に太字で刻まれるクラシックだ。
- #OPUSOFTHEYEAR2024 #RollingStone誌が選ぶ2024年のベストアルバムTOP100 98位:Common, Pete Rock『The Auditorium, Vol. 1』