Burial
- 祈りは無意味かもしれない。 祈れば、手が塞がってしまうから。 でも、そこに人間らしさがある。 それを忘れた時に、人は獣に成り変わる。 もはやこの世界で、人ひとりができることは、たかが知れてしまう。 その逃れないカルマに、この音楽は、孤独と焦燥の讃美歌として機能する。 闘争や衝突だけが、人を人たらしめるわけではない。 何かを憂いたり、何かを信じて祈ることで回る、たくさんの大きな命の歯車が、ゆっくりと動くさまを見られる。
- burialといえばビートミュージックというイメージもあるし、昨年も出したけどやっぱり彼ならではのビートミュージックが聴きたくなります。でもこれはこれで良い。個人的にはポーズオブカナダのアンビエントな音を思い出しました。 雪国に住んでるけど、窓の外でゆっくり降る雪とこの音楽がとても合う。この空間は特別です。
- burialの新作です。音を聞くというよりも空間を感じるための音楽といえば良いかな。レコードを買って頻繁に聞いています。 チルノイズというのは音が良いか悪いかというより、ノイズそのものが味になるのでレコードの方がより空間を感じます。意味を求める音楽ではなく、何も考えずに浸る音楽といえばいいかな。 映画の様々なワンシーンをつなぎ合わせて作ったようなイメージが湧きます。沈美という言葉がピッタリですが、一つ一つ鎧が剥がされていく感覚があります。
- このテンポとこのダークな感じがとても好きです。fourtetの色が濃い感じがするけど、とても良い。 テクノやダンスミュージックのパーティミュージックが苦手な人もレディオヘッドやオルタナ好きな人、ヒップホップ好きな人もも是非聴いてもらいたいです。
- burialとfour tetの以前にアナログレコードでリリースされた曲がストリーミングでも聴けるようになりました。 burialのここ数年の曲はチルノイズというらしいのだけど、バックサウンドにノイズが鳴りつつチルな音も同時になっている感じです。 アナログレコードの性質をうまく使っていて、正直はストリーミングで聴くより、レコードで聴いた方が響き方が違います。ノイズを効果的にうまく使っているからだけど、本当に心地よいです。 しかしburialとfour tetの相性は抜群ですね。カッコいいダンスミュージックです。
- iTunes Store「今週のシングル」2008年のどこか 当時高校生にこれの良さはわからなかった...が、今聴いたらめちゃくちゃかっこいいな...
- 海に太陽の光がにじみ始める中、船は太陽に向かって漕いでいった。釣りに来たというのにその美しさに心を奪われる。 この曲がオレンジ色に染まる海に寄り添い、トムヨークの声が漂っていた。
- 真夜中へのステップ。ゆっくりと確実に闇の奥へ奥へと誘ってくれる。 聴き始めると止まらなく、内側の精神世界の深いところまで降ろしていってくれる感覚がある。 女性のくぐもった声が案内役のように、奥へ奥へと導いてくれる。 そこに止まれというくだらない標識はない。