Spoonが2005年に放った通算5作目のアルバム。
前作がロックバンドとしての既存のフォーミュラから脱却したミニマルな洗練の極致とも言える傑作だったが、今作はその路線は踏襲しつつもカラフルに(そして躁的に)ロックンロールの多様性を主張している。
中でもこれは屈指の名曲。
Spoonの根底に流れるソウル、ファンクの野生味がロックの枠組みの中で緻密に練り上げられている。
間違いなく同時代のFranz Ferdinandからの影響はあるだろうが、Spoonというバンドが地道に培ってきた下地あっての、レフトフィールドなロックサウンド。
Spoonは日本ではどうも過小評価され過ぎているように思う。