オノ・ヨーコがThe Plastic Ono Bandバンド定義で36年ぶりにリリースした2009年作。
彼女の作品はこれしか知らない門外漢だけど、Sean Lennonを共同制作者に迎え、Corneliusグループをバックに従えた新編成となっており、極めて前衛的なアヴァンギャルド・ポップスを展開している。
この曲はCornelius色の強い、スクエアでソリッドな空間処理を生かしたサウンドプロダクションにオノ・ヨーコの対岸から響くような不安定で不穏な歌声が重なる不可思議なポップナンバー。
彼女の歌には圧倒的な記名性があるが、それを殊更に主張させずに全体のバランスを重視したアレンジが見事。