80年代にPrinceにその座を譲るまで栄華を誇ったRick James。
1978年にモータウンから本盤でデビューした時点で、そのパンキッシュなファンク・スタイルは確立されている。
自身のバンドStone City Bandを率いつつもマルチに演奏する己のスタイルを強烈に押し出す。
シグネチャ・サウンドである極太に唸るベースを軸に、猥雑で黒々しいファンクを堂々展開。
デビュー作の時点でこの完成度の高さに脱帽。
この「You And I」はヒットした代表曲の1つ。
ダンサブルに躍動するアンサンブルはディスコのブームを汲み取るが、ゴツゴツと転がるようなグルーヴには浮ついた感は全くない。