今から30年前の1996年にリリースされたGREAT3のセカンドアルバム。
その音楽的レンジの広さとセンスの良さに対して正当な評価が得られていないバンドだけど、こうしてアルバムを聴けば改めて傑出した存在であると痛感する。
「Little Jの嘆き」や「嫉妬」など不世出の名曲を携えながらも、どの曲も一筋縄にはいかない密度の高い名盤だ。
この「Sampedoro Gold」はこのバンドが持つメロディメーカーとしての才覚を全開にした名曲。
歪に屈折した仄暗くも希望を手繰り寄せるような歌詞世界を、甘く狂おしい片寄明人のボーカルが見事に表現。
ソリッドかつタイトなバンド・アレンジも素晴らしい。