エレクトロ・ミュージシャンから奇妙なソウルマンへ変貌を遂げたトリックスターJamie Lldellの2010年作。
前作『Jim』が換骨奪胎されたソウルの到達点だとすると続く本作はかなり肌感が異なるストレンジ・ファンク。
プロデュースにBeckとGrizzly BearのChris Taylorを迎えたことで、ジャンクで混沌としたサイケデリックな音像を獲得、そこにLidellらしいレフトフィールドなエレクトロと粘着質なファンクが一体化した。
この曲はドラムにあのJames Gadsonが参加。
官能的だけどどこか醒めたようなスロウ・ディスコで、蠢くムーグとタイトなドラムが中毒性の高い逸品。