Felbmというオランダ人アーティストの新作で、よく見るとジャケットの左上には日本語で「フェルブム」とある。日本の環境音楽等からの影響があったのかは分からないが、日本の風土との親和性はあるかもしれない。これからの秋の夜長に虫の音と一緒に聴きましょう。
38分1曲で、自然に各々の音が干渉し合って曲が展開していく。無理な展開もなく、退屈な時間もない理想的なメリハリがあります。器楽的なミニマルからアンビエント、そしてジャズっぽいスリリングな瞬間もあるのだが、巧妙にドラマ性を斥けているところが素晴らしい。あくまで風景とその流転を描くことに徹しているのだと思うし、その姿勢が好きです。