Sandro Perriの18年作。
各面1曲という大作。電子音が生音と心地良く溶け合ったミニマルな歌ものです。
A面のこの曲は、反復に耐えうる物悲しい歌メロの美しさが素晴らしいのはもちろんのこと、全てのパートがゆるやかに連環を成して歌っているので、色んな音に耳を傾けているうちに24分があっという間に過ぎ去ってしまいます。
前作のエキゾですらあった色彩から解脱して、寂寞とした時の流れを音で表現したかのようですが、そんな中でも歌声とギターに宿るブルースが生身の人間味をじわりと感じさせて沁みます。これも1つのエモさです。