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Antonio Loureiroの2013年の傑作がLP化。Black FridayにはBlake Vinylを買うしかありません。
ピアノとドラムが同じくらい上手いというあまりいないタイプのSSWで、どちらも強烈なビートを叩き悠然と歌っている。本人の歌も然りです。
電子音との融合が進んだ次の作品の方をよく聴いていたので、本作でのバチバチ肉体派な音のグルーヴは一層痺れます。激しい演奏だが色を抑えているので、全く派手でなく自然な盛り上がり。そんなストイックさがありつつも、ブラジル的な風通しの良さも当然のように具備されているのだから、やはり驚異的な作品です。
ブラジルのJuliana Cortesの2016年作。この曲にはAntonio Loureiroが参加しています。
美味しいお酒を飲みたくなる。ちょっとだけカッコつけて飲みたくなる。モテたくなる。モテる気がしてしまう。つまりカッコいい曲なのだ。
ピアノの音程がとても好き。
こりゃ都会でも田舎でも海でも陸でもどこでもハマる曲だと思う。
また友人とグループセッションしてます。これでスタート。
Antonioが自分のSNSストーリーに日本語で
「カッコイイ」と手書きで紹介した新曲。
「Quruli」という文字に目を疑った。
Antonioの美しき世界
全開。
瞼閉じた奥で寄り目になってしまいそうに聴き込んでしまうブラジリアンジャズのAntonio Loureiro。
緩やかなんだか、きっちりなんだか。
気を緩めていられない。
芯のとこはブラジルっぽいけどそこに様々なジャンルを混合して生まれた新しい何か、という感じの印象。リズムもめちゃくちゃおもしろくて、多分常に体の中で同時にいくつかの別々のリズムが流れていたりするのではないか。
そのようにサウンド的にもリズム的にも多層的な構成の上に意外な程(?)きれいな声が重なる結果、パッと聞くとキャッチーに聴こえるから不思議だ笑。そして分析しようとすると頭を抱えることになる笑。
ブラジルコンテンポラリーの至宝 André MehmariとAntonio Loureiroが共演し、2016年にリリースしたアルバムより。
マルチ奏者であるふたりの、即興的なピアノのメロディとそれを追いかけるパーカッションとの美しいバランスに、薄っすらとかかるエレクトロニックなエッセンス。
クラシックやジャズ、フォルクローレを昇華し再構築した、起伏に富んだ展開を見せるブラジルコンテンポラリーミュージック。
今やブラジル最高峰ピアニストと謳われるMehmariとミナスの才能Loureiroがタッグをとのとこでも大きな話題を呼び、内容もミナスの風がほどよく吹く素晴らしいアルバムでした。
今日の気候に少し夏を感じたけどまだ3月か