NegiccoのKaedeソロの新曲はミツメの提供および演奏。毎度外れがないソロ曲ですが、特に相性の良さを感じます。
些細な違和感が"いけないことしてる 気持ちを抱えてる"という印象的なフレーズに集約されていて、そのニュアンスとKaedeの声が非常にマッチしてます。グルーヴの気持ちよさより微妙な心持ちを醸すことを優先しているミツメの演奏は、地味ながらやっぱ独自の成熟を感じさせます。
新潟の青々とした田園風景を楽曲のムードに引き寄せたジャケもハイパー素晴らしいですし、カップリング曲も良いです。
新潟発の女性アイドルグループ・NegiccoのKaedeによる架空の映画「Youth」のオリジナルサウンドトラック。雨上がりの青春模様がなんとなく目に浮かぶ楽曲の他にインストや朗読もあります。サントラだから。これを聴いた人の頭の中では、それぞれ違う映画のストーリーが展開されていると考えると、音楽は本当に自由なんだな、誰のものでもないんだな、と目頭が熱くなります。
🍁紅葉綺麗でした🍁
地元だけど。
知らず知らず、ゆっくりと変わっていたことを夜に向かってしとしとと語りかける。
親しい人に向けているように思えるけど、私には、自分自身に向けているように思える。
今迄過ごしていた環境から、新たな環境に身を置いたかつての自分に向けて。そして、季節を廻ってきた自分に向けて。日々、移り変わっていく中を無事に過ごせるように願い込めて。
「着たい服を着て/言いたいこと言えば/それもきっと幸せ」のようなフレーズをアイドルが歌うことの意義深さ、あるいはその是非、みたいなところでもスリリングな歌詞。でもそれを抜きにしてもこの曲は自身の人生を省みるとき染み入ってくる感じがある。