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yuzuko
自分好みなシティポップ備忘録。
子どもの頃からAORを聴いてきたので今のシティポップブームがうれしい。コードとか難しいところは全然わかりません。
キリンジもKIRINJIも好きだし、エイリアンズもDrifterも好きで、それは同時に成立するものではなかったのか?という永遠の問い。描きたい世界観や情景をここまで繊細に音や日本語に落とし込める人って他にいるのかなといつも軽くドン引きしながら聴いている。
この曲ファンからの人気も高いのに、収録アルバムごとSpotifyになくて残念。これが聴きたくて99年のツアーに初めて行った。しかも確か風疹にかかったとかで、公演延期になったのも覚えてる(当時はSNSなんかなかったから、会場前の貼り紙見て愕然とした)。生で聴きたいと強く願った曲は、本当に最高だった。マイベスト。
「Tripping Out」が聴きたくて買ったアルバムだったけれど、最後に収録されてたこの曲が1番のお気に入りになった。発売年…1980年!?今聴いてもおしゃれでかっこいい。
「September」つながりでこの曲。同じ曲調を狙ってもBruno Marsが作ると糖度甘めになるのは仕様か。MVを初めて見た時は、あまりにもEarth, Wind & Fireすぎてニヤニヤしてしまった。
「September」「Let's Groove」「Fantasy」等々が有名すぎるあまり、陽気なディスコサウンド奏でてる人達なのかと思いきや、こんなAORも素敵に歌ってる。とにかく明るすぎる太陽神達の宴状態のアルバムの中で、異彩を放つ名曲。
おそらくファンの中でも人気の高い曲。個人的にも一番好き。疾走感のあるグルーヴがめちゃくちゃ気持ちいい。歌詞にある「September」よりも踊れる。そして最初から最後まで一気に駆け抜けるCateenのピアノ!高揚感ありすぎて事実無限リピート。
最初に聴いたのはSING LIKE TALKINGによるカバー版。開放感のある心地良いAORサウンド。当時カナダに留学する友人に「お土産何がいい?」と聞かれて、カナダに行くならと頼んだのがこのアルバムだった。
めざましテレビで1stアルバムが特集されているのを見て、その日のうちに購入。その後の10年くらいは本当によく聴いた。なによりもこのザラッとした手ざわりのある声質が素晴らしい。ファンクというジャンルを知り、初めてライブにも行った。長かった中2病を支え、大いに拗らすのを助けてくれた。
先の古内東子の名曲の中からなぜ「OK,OK」を選んだかというと、この曲のギターとすごく似ていたから。離婚伝説が古内東子を聴いてくれていたらいいなあという期待を込めつつ。だけどこの曲、途中でファンクみたいなところもあるから不思議。あと海老。
もっともっと評価されるべき、シティポップの先駆者の一人だと思っている。都会的でメロウなAORサウンドは今も色褪せておらず、令和のシティポップにも受け継がれている。
FM局でパワープレイされてたのでMV見てみたら、昔々のiPodのCMと見間違うっていうか完全にオマージュで一瞬でぶっ刺さったのがこの曲。Penthouseが得意とする遊び心のある歌詞と明るくソウルフルなサウンド、そしてめずらしい男女ツインボーカル。聴くだけで陽キャな若者気分になれる、気がする。
ひたすらに透明感があって美しいその声は、村下孝蔵の生まれ変わりかと思っている。それにしても音から歌詞、ビジュアルまで、ここまで徹底して昭和後期〜平成のレトロな世界観を表現できるって何者なのか。シティポップの中でもおしゃダサ心地良いの最高到達点にいるのが彼ら。
初っ端から「Thousand Knives」が真っ先に浮かぶピアノの旋律。さすが坂本龍一をリスペクトしているCateenのピアノ、洗練された音が心地よすぎ。そこからのパワフルなゴスペルには驚かされる、しかもラップまでやっちゃうの?Penthouseの武器がこれでもかと繰り出される贅沢さを味わえる。
星野源らしい独特なメロディラインやリズムはそのままに、よりエバーグリーンな雰囲気を感じさせる一曲。レトロ感のあるピアノの音が美しい。水や空気のように、日常に溶け込むような音楽。