Gigi Masinの新作。
暗闇の中で躍動する女性のジャケットが印象的ですが、表題もまさに"Movement"です。妻との死別やアーカイブの喪失を乗り越えて、なおも運動し続けることを志向した作品とのこと。
そうした背景のとおり、反復するビートを用いた躍動的な楽曲が印象に残ります。しかし、シンセやトランペットは彼らしい落ち着いた思索的な演奏で、前作のトランシーな作品よりビートの取り入れ方がクールだと感じました。
いつもの美しい楽曲と見事に共存していて、作品トータルでとても聴き応えがあります。70歳と思えぬ若々しさ。
ECMのジャズトリオAzimuthのカバーもあり、それも良かったです。