蒸し暑い日の夜、仕事の帰り道の電車で聴きたくなる1曲。
歪で捻れたダブ。漂う不穏に陽気なエスニック感。こもっていて感情の読み取れない声。そんな変なパーツひとつひとつがなぜだか奇妙にピッタリとハマっていて美しい曲として成り立っているのが不思議で仕方ない。
アルバム『Wool In The Pool』はダブ、トリップポップ、ヒップホップ、ファンク、ポストパンクなどある種レフトフィールドなジャンル音楽の要素が混濁・攪拌されて生み出された類を見ない作品なのだけど、この“I've Got Soul'のヒンヤリとしていながら朧気なポジティブさが不思議な余韻を残す。名盤、名曲。