10年代の日本ロックにおける最高峰のアルバムではないだろうか。
そう思えるほど、ここで鳴らされる音の純度の高さと無二の世界観に圧倒させられる。
そして、この曲は突き抜けている。
初めて聴いた時の衝撃は今も全く褪せていない。
skillkillsによる緻密かつ暴力的なグルーヴと、国府の多層的なギターが洪水のように雪崩れ込み、日本由来の土俗的な歌声が揺らぎ、リズムと一体化するカタルシスは筆舌に尽くし難い。
深く構築された残響処理も相まって、全ての音が分離して聞こえていながらも渾然一体となった“塊”として押し寄せてくる快感たるや。
アルバムはまさしく曼荼羅絵巻のような彩色に満ちた傑作。