
01年 4th
25年のパンク/ハードコアの進化の歴史を全て集約した上で更に色んな音楽的要素を取り込んで、先に突き進めた歴史的名盤
ここまで圧倒的な情報量の作品なのに聴きやすいのは、基本的にビート感がパンク・ロックだからなのだと思う
これは相当に凄い
もう取り敢えず聴いてみてという他ない一枚
——
75年からのパンク/ハードコア入門的に色々と書いて来ましたが最後はコレと始めから決めてました
で、以降はどうなのかというと、シーンの決定打の様なインパクトのある新しい何かは出て来ていないように思います
勿論よい作品はありますが…
いずれ凄いのが現れる事を切に願います
#パンクHC入門 00年 4th
北欧デスメタル・バンドEntombedのNicke Anderssonがバンド脱退後に結成したロックンロール・バンド
初期は70’sパンク/ロックンロールへの愛が爆発していてSubpopからレコードを出してたりもしましたが(1stも2ndも配信なし…何故だ?)、
本作から特に明確にソウルやR&B、サイケやフォークまで
好きなものをしっかり取り入れたグッド・ロックンロールを鳴らしています
ロックンロールリバイバルとか一切関係なし
あんな小器用なものではなく愚直に好きな音楽を演ってるだけって音
その不器用さに惚れる
もっと知られて良い素晴らしいバンド
#パンクHC入門 00年 1st
99年に解散したHis Hero Is Goneのメンバーによるバンド
基本はHis Hero Is Goneをベースに北欧的な叙情感を混ぜて暗黒ハードコア的な音で仕上げました
みたいな音楽
ファンは激情ハードコアの究極的な感じで勧めてくる印象ですが、個人的にはそこまでヤバい感じはなくスッキリしてて聴きやすい暗黒ハードコアという印象
近作も基本的には変わらずカッコいい感じのハードコア
いわゆるメロデス好きな人にも刺さる気がする
#パンクHC入門 00年 2nd
日本のロックンロール/ハードコア・パンク・バンド
80年代から活動してるメンバーのバンドだけあって、あの80’sジャパニーズ・ハードコアの熱い感覚がガッツリ入ってるのが実に格好良い
しばらく活動休止していたが2016年に復活
是非とも世界にジャパニーズ・ハードコア健在を轟かせてほしいなと個人的に思います
#パンクHC入門 00年 2nd
スウェーデンのグラインドコア・バンド
スウェーデンのハードコア界隈は90年代に誕生し発展していた北欧デスメタル界隈とも交流があったようで、その結果生まれたバンドというのも頷ける
嵐の様なブラストビートにクラスティでノイズ成分の強い弦楽器隊、絶叫とグロウルのツインボーカル、叙情性の強いフレージングと北欧エクストリーム・ミュージックの決定版のような一枚
初視聴時、
「これは、グラインドコアの完成形だ」
などと思ったし現在も特に変わらない感想です
それ故にMieszkoの死が残念過ぎる…
#パンクHC入門 99年 3rd
ノースキャロライナ出身の暗黒ハードコア・バンド
一聴するとカオティックな感じもするが曲の構成自体はかなり整理整頓された感じがありリフやドラムのキックの感じはメタルっぽい
あーこれが、メタルコアってやつなのか
と納得した一枚
突如レゲエ・ナンバーが入る辺りはパンク・リスペクトなのか??
クセは強いが惹きつけるものはある音楽
ただ、これが最終作でした…
#パンクHC入門 99年 1st
誰が呼んだかエモ・ヴァイオレンス
このダサいジャンル名はさておいて
この頃こういう音を出すバンドが多過ぎてウンザリしてましたが、このバンドは突き抜けていた
1分前後のショート・チューン中心でぶっ壊れたテンションで攻撃的に押しまくる
グラインドコアとは少し異なり、あくまでもハードコアの方法論でぶっ壊れるまでアグレッシブに突き進む
こりゃすげーと唸った一枚
リイシューされたLP版も買ってしまったよ
#パンクHC入門 98年 2nd
メタルもハードコアもサイケも何もかも好きなものを放り込んで己のフラストレーションと共に吐き出したら凄いものが出てきた
みたいなアルバム
やっぱりNYには何かがあるんだろうか…
楽曲自体は割とミディアムテンポ中心なのに凄まじいまでの速さを感じるのは、リフのうねりとTim Williamsの怒声故か?
ガチガチに構築されているというよりもジャムってるかの様な構成で、ふとした時にいわゆるカオティック・ハードコアな雰囲気が出てきてほんとゾッとする
PANTERAのPhil Anselmoがゲストで参加してるからって理由で聴いたらぶっ飛んだって思い出の一枚
#パンクHC入門 98年 2nd
国内外に強いインパクトを与えた現代日本の
ハードコア・バンド
(Corruptedが全然配信されてないのはなんなん?)
複雑な展開をしっかりまとめて時に激しく時に切なく展開する楽曲は芸術の域
歌唱が一本調子過ぎるのは個人的には気になるところだけど、その辺は趣向によるかなと…
この後軸自体はそのままにソフトな音像に変化してゆく
#パンクHC入門 98年 1st
マサチューセッツ出身
色々あった90’sハードコアで次世代に最も大きいインパクトを与えたのはConvergeですが、そのConvergeの、次を担う的な扱いで出てきたバンド
オルタナっぽくなったりメロディアスになったりイマイチ焦点の定まらないバンドですが、この1stはこねくり回した音を直情型ハードコアで出しているわかりやすい一作
結局Convergeと比べられちゃうのがきついところですが…
(プロデュースはConvergeのKurt Ballou)
勢いはかなりあってファンも多い一枚
#パンクHC入門 97年 3rd
クリーヴランドの暗黒ハードコア・バンド
Black SabbathやSlayerの影響となによりG.I.S.M.の影響が大きいらしく、確かに詰まったような息苦しい雰囲気はG.I.S.M.を思わせる
楽曲の構造はシンプルなものからCorruptedのようなヘヴィ・アンビエントなものまで多彩
何よりも78年に集団自殺をした人民寺院の最後の説教を使った28分に及ぶ(ある意味)ノイズ絵巻は強烈
ジャパニーズ・ハードコアの世界的影響力の凄さを感じた
#パンクHC入門 97年 1st
メタル風のリフ、ヒップホップ的なリズム、ハードコアの突進力を融合させて進化してきた90’s NYハードコア
その決定打となり、後のハードコアの基本形のひとつにもなった一作
(NYのちょっと東のコネチカット州のバンドだけど)
曲も1分〜2分のものばかりでパンクらしさが強いのもまた良し
#パンクHC入門 97年1st
見た目から何からUK82Loveに溢れたNYのバンド
ちゃんとハードコア的スピード、メロディック・パンク的なキャッチーさなど新しい要素もあり、
単なる懐古趣味に終わってないからこそ
今尚鋲ジャン、スパイキー、モヒカンなパンクス達に支持され続けてるのだろうなと
みんなで叫ぼう
パンク・ロック大好き!
#パンクHC入門 97年 1st
ベイエリアのハードコア・バンド
女性Voだけど甘さは一切なし
前のめりに世界に噛み付くような音はとにかく清々しい
Green DayのBillieがプロデュースしただけあってメジャー感のあるプロダクションも大変よい
でもこのレコードが最後に…
ざんねん
#パンクHC入門 96年 2nd
ポーランド産クラストコア
Dischargeを出発点としてその後のハードコア界の趨勢を第三国から眺めながら醸造したようなクラスト
男女によるツインボーカルがポーランド語で捲し立ててくる迫力はなかなか凄みがある
ジャケットも実にクラストらしさ満載で格好良い
2020年に突如新作(3rd)を発表
#パンクHC入門 95年 1st
オークランド産
グランジとハードコアの悪魔合体バンド
ジャケ写もだけど黒く重々しい雰囲気が漂う苦しい音で
スカスカなような詰まっている様な気持ち悪い感覚が終始付きまとう
不快指数高めだが逆を返せばそれだけ凄いとも言える
ライブで赤ん坊の死体をステージに上げてパフォーマンスしてたとか、本当かいな??
#パンクHC入門 96年 3rd
フェミニズム・パンクムーブメント ライオット・ガール運動の先駆的バンドの最終作
啓蒙的な面が取り沙汰されがちですが、荒削りなガレージ・パンクな音も非常に良い
こういう蓮っ葉な感じの声で歌うロックンロールはやっぱ良いんよね
思想面だけで毛嫌いするのは勿体無い事ですよ
#パンクHC入門 96年 1st
アルバムタイトルだけで100点あげたい
ポートランドのパンク・バンドのデビュー作
括りとしてはアナーコ・パンクになるようですが、カバーもしているAngelic Upstartsを90’s風味でプレイしたらこんな感じって気がする
爽やかなドライブ感があるのでメロディック・パンクが好きな人もぜひ
#パンクHC入門 95年 2nd
カリフォルニアのリヴァーサイド産スカ・パンク
スカ・パンクとは言え、メタルっぽさもあればユースクルー風な突撃ハードコアもあり
スカコアってジャンルが一番しっくりくる感じがある
とは言えそんなジャンルの枠なんぞあっさり飛び越えるセンスも持っているバンド
ガチャガチャしているようでまとまってる
理想的なバランスの名盤
#パンクHC入門 95年 Spanakorzoとのsplit
これは全部入りのコンピ盤
フリー・ジャズのピアノソロから始まる曲など、ハードコア界の成熟期というべきか過渡期というべきか
とにかく行くとこまで行ったな感を感じさせるサンディエゴのバンド
splitとEPのほぼ2枚で終了したものの後続のカオティック・ハードコアに与えた影響は圧倒的
#パンクHC入門 95年2nd
DCの女性3人組ガレージ・パンク・バンド
60’sガレージ・ロックをベースとしながら
70’s NYパンクのノリ、そして古の怪奇映画テイストで独自の音になっている
プロデュースはIan MacKaye
流石ですな
(個人的な欲を言えば悲鳴とかSEで入ってるとよりサイコーだったのですが…)
#パンクHC入門 95年 2nd
パワー・ヴァイオレンスの提唱者Eric Wood率いるバンド
ギター・レスで2本のベースとエレクトロ・ノイズ(とドラム)によるハードコアという聞くだけで胸焼けしそうな音
ウルトラ・ヘヴィなうねりが音塊の嵐の様に鳴っている中、黙示録的な詩を絶叫するVo、収録曲の半分はエレクトロ・ノイズ地獄
重度のヘロイン中毒によりバンドが消滅する前に作られた作品だけあってその狂気たるや凄まじいものに
間違いなく未来永劫アンダーグラウンドに残り続けるであろう大傑作
#パンクHC入門 95年 1st
(本作というより次作かな)
日本のキッズ達とロック・シーンに多大なる影響を与える事となったバンド
これをはじめて聴いた当時はそんな事になるとは全く思っても無かった訳ですが…周りもそんなに騒いでなかったし
個人的な彼等のベストはこれ(米国版)
曲順にしてもそうだが、ガチャガチャしてた1stEPの楽曲の再録音版が収録されているのが大きい
当時の日本のバンドで圧倒的に米国西海岸っぽい音を出していて、その辺が個人的にそこまでの特別感を感じる事がなくのめり込めなかった理由なのかなと思ってたりします
#パンクHC入門 95年1st
80年代に一時代を築いたストレートエッジ/ユースクルーですが、Youth of Todayの解散を切っ掛けに完全に下火の状態(そもそも創設者たるIan MacKayeが参加してない時点で…ってこともありますが)
より過激な思想をもってストレートエッジのケツを蹴り上げ、シーンを活性化させる切っ掛けを作ったのがこいつら
NYハードコア同様、ヒップホップのリズムセンスとスラッシュメタルなリフを融合させたハードコア
思想云々抜きにしてとにかく格好良いんだわ
これが
後に所謂メタルコアと呼ばれる音の原形となった歴史的名盤
メタルファンの方も是非どうぞ
#パンクHC入門 94年1st
シアトルのハードコア/ロックンロール・バンド
とにかくこれを聴いてケツに火のつかない人を私は知らない
というくらいのハイエナジーっぷり
しかも頭から一気にトップスピードでそのまま駆け抜ける
まるでホットロッドの様な爆走っぷり
ギター・フレーズがワンパターンなところはご愛嬌
今は更に高排気量のエンジンを積んで走り続けてます
ほんと大好き
#パンクHC入門 94年 Immoral SquadとのSplit 7inch
これは全部入りコンピ盤
現代カオティック・ハードコアへの直接的な始祖と言われているカナダのバンド
短い活動期間故がどの楽曲も凄まじい怒りや闇に満ちていて、メンバー自身のその後の活動も勿論だけど、後続に対する影響はとんでもなかった(言及してるアーティストが非常に多い)
楽曲構造もかなり凝ったもので、デスメタルやブラックメタルが好きな人にも届く音ではあるはず
全部入りを通して聴くとなかなかお腹いっぱいになれます
#パンクHC入門 94年 2nd
初期Conflictみたいな音を出すスパイキーヘアで鋲打ち革ジャンなバンドが、90年代の西海岸から出てきてEpitaphからレコードをリリース
(少しハードコアの周辺情報を知っていればこれがかなり異常事態である事はわかるはず)
しかし本人達はどこ吹く風、アメリカのストリート・パンクを宣言してどっどこどっどこ頑張っている
やれメロコアだメロディックだエモだグラインドコアだパワー・ヴァイオレンスだカオティックだと言われてた時代にひたすら肩身の狭い想いをしてきたパンクス達にどれ程の勇気を与えたことか…
当然後続へのインパクトは計り知れないし、
何よりも尊い
#パンクHC入門 94年 1st
ファストコアとスラッジコアの悪魔合体音楽
パワー・ヴァイオレンス
その中心にいたバンド
激しいストップ&ゴーと臓物引き摺りながら彷徨うゾンビの如きスラッジ
メンバー全員が変わるがわる歌う特殊な構成
SEを挟むなどして聴き手を飽きさせないアルバム作り
1stにして挑戦的な実験が色々と施された力作
#パンクHC入門 94年 1st
黒の上下に黒の目出し帽(ストッキング)という特異なビジュアルで途轍もなく格好良いパンク・ロックを演っていたバンド、唯一のアルバム
謎のバンドの正体は元SuperchargerのGreg Loweryと仲間達(別に謎でもなんでもない)
70’sパンクらしさ満載の楽曲を90’sのスピード感でプレイするという音楽性で同時代のメロディック・パンクとは完全に異なるもの
これには古来からのパンク・ファンもニッコリでしょう
ジャケもやたらと格好良いのでLPを面出しして飾りがち
故についつい流しがち
#パンクHC入門 94年 3rd
Green Dayの「dookie」と同じく途轍もなく売れ、
その後のパンクの一つの型を決定付けた一枚
前作までのとっ散らかりまくった音から
良い意味での荒々しさは残しつつ整理した印象でアルバム全体のクオリティは一気に上がった
ハード・ロックっぽいシリアスめなサウンドが全体の音を引き締めていて…ってか実にEpitaphっぽい音
これが軸にある事で「What Happened to You ?」みたいなカラーの異なる曲もキッチリ引き立つ
久々に通して聴いても
尖りつつもバランスの取れた格好良いアルバムだな
って感想でした
名盤
#パンクHC入門