Carnation
- Carnationによる島倉千代子の名カバー。無茶苦茶好き。ハードなギターと男性の声が合う。一瞬こういう曲か?って思ったけど、あまりにもカラーが違うから調べたらまさかの島倉千代子。このカバーは秀逸。素晴らしい。頭にリアルに流れる。歌詞がまた良いんだよね。この世に神様が本当にいるな〜ら〜って。日本語の美しさだね。メロディと日本語が本当にフィット。島倉千代子Ver聴いたら全然違う。とても悲しい歌詞で若干意味わからん。ま〜、歌詞はひびきだからね。ひとフレーズ気に入ったらそれでOK。Carnationというか直枝政広みたいわ。日本語のきれいなバンド。XTCみたいにひねくれた感じが良いな。
- Carnationの代表曲。 それも納得、全ての音が永遠のグルーヴを発し続けています。特にこの部分のドラムは神がかり的です。 今日は三郷〜松戸あたりの江戸川近辺をドライブしたので、この曲をかけてみたら、朗らかな陽気と河川敷の菜の花がキーボードのフレーズとマッチしていました。 凪いでいるような流れを見ると、直枝さんが"Say, No!"と歌っているのは自らへの鼓舞だったのではと感じます。 アルバムとしては、ソウルグルーヴがひねくれポップを解きほぐした愛すべき楽曲が多数ある、隙があってちょっと緩い名作です。 大野由美子(現Baffalo Daughter)のコーラスが最高and最高。
- カーネーションはふと聴くと熱が入ってずっと聴き込んでしまうのだけど、今日は久々にそんな気分。 本作は2006年作で、トリオ時代のラストアルバム。 トリオ時代の3作品は問答無用の傑作揃いだが、このアルバムでキチンとピークに到達したと感じる。 強靭でしなやかなバンドアンサンブルと、それをガッチリ支えるサポート体制が確立。 今のカーネーションに通じる、オリジナルメンバーのグルーヴだけにとらわれない柔軟な音楽性が聴き取れる。 このラスト曲は直枝政広のポップセンスが遺憾無く発揮された陽性ロックンロールの真骨頂。 それまでの軽快かつパワフルな楽曲群の締めくくりに相応しい、大団円とも言える名曲。
- これほどのキャリアを積むバンドが、老成とは無縁にフレッシュさを増していくのは一体どうしてなのか、その進化にいつも驚かされる。 今作は2017年にリリースされた通算17作目。 直枝政広のソングライティングはリラックスしながらもロックンロールの衝動性は寸分も失っておらず、貪欲に現在進行形のポップスとも接続。 とにかく良い曲が詰まった大傑作。 タワレコでサインをもらったCDは今も棚に面出しして飾っている。 そしてこの曲はあまりにも素晴らしい。 ホーンも導入し緻密に練られたアレンジメント、多幸感に満ちた美しくソウルフルなメロディ、圧倒的かつ個性的な直枝のボーカル。 全てが完璧な、普遍的な大名曲。
- 5人組時代のカーネーションを象徴する傑作『booby』(1997年)に収録されたメロウ名曲。直枝政広のメランコリックなソングライティングとボーカルが見事に表出した素晴らしい1曲で、カーネーションで最も好きな曲の1つ。 矢部浩志のドラムはコントロールの効いたタイトな質感で、大田譲のベースラインはドラムに寄り添いながらもソウルフルなウネリをもたらしている。 直枝の歌声は優しさと諦観を共存させた芯の強さを持っており、傑出したボーカリストであるとつくづく感じさせてくれる。 本当に素晴らしいバンドだ。 どの時代も、どのアルバムも唯一無二で普遍的。 それでいて挑戦を辞めないその姿勢にいつも励まされる。
- カーネーションの06年作がついにサブスク解禁。嬉しい。 ドラムの矢部さん在籍期のラストとなる作品で、メロディに寄り添い共に歌うドラムは格別です。彼の楽曲も4曲あり存在感大。 全体的にはリラックスしたグルーヴで奏でられる名曲群を味わえる名盤ですが、ラストのこの曲はファンキーで直枝さんの歌唱も熱が入っています。 …カーネーションの作品の紹介はいつも同じ感じになってしまうけど、どれも違って素晴らしいです。
- Carnationコンスタントに投稿するマン。99年作でやりたい放題具合では"天国と地獄"(92年作)と並ぶ作品。 ソウルフルなグルーヴを封印してオルタナに舵を切り、そこに勘と経験と破壊衝動によるマジカルなアレンジを振りかけ、それでも輝く名曲群に心打たれます。直線的で自棄っぱちなロック曲が最高ですが、中盤に控えるこの曲も全編サビじゃないかと思えるほどメロディが冴え渡っています。徹底的に後ろ向きな歌詞なはずなのに優しい美しさが光っている。 彼らは名盤か隠れた名盤しか残していないので、いつか全部投稿することになるでしょう。
- Carnationの新作。何度聴いても手元をするりと逃げていくような作品で、未だに掴み切れなません。 近年の彼らは軽めの作品と重い作品が交互に出る感じで、今作は前者かと思います。目新しさがあるわけではないですが、自己に向き合いながら今フレッシュに出せる音を間違いなく出しています。安易には老成しないという意志が感じられます。 実質タイトルトラックであるこの曲は、メロディとリズムの付かず離れずな具合と曲展開が不思議な浮遊感を生んでいて面白いです。確かに回転木馬に乗っている感覚かもしれません。 40周年記念本を予約しました。今から届くのが楽しみで仕方ないです。
- 90年代初頭の邦楽は何かと過剰な(濃すぎる)名盤が多いが、その極みがカーネーションの「天国と地獄」(92年)でしょう。 何しろ普通の曲が全くなく、終始天国か地獄のテンションで突き進む。バンドでありながら存分にサンプリングを活用し、メンバーのアレンジ能力も高い、つまりは何でもできる状態で徹底的に曲をいじり倒す。その情報の多重度と強靭なグルーヴ、色気を獲得しつつも自家中毒になりがちな歌詞とボーカル。これらがすべて掛け算されて強烈な磁場を形成している。 本当に替えが効かない異形のロック。四方八方に破れかぶれて突き抜けてしまった姿に感動してしまったので、私にとっては10指に入る邦楽作品の1つ。
- 自宅の音楽棚を聴き返すその18。カーネーションの中でも本作が一番衝撃的だった。90年代初頭のファンキーな名作群(※)の中でも、とりわけポップスマニアとしてのカロリー高めのアレンジと、直枝政広の歌声によってとりわけ異質な作品。毒気が強く、本人たちもその毒にやられてんじゃないかって具合の破れかぶれ感は、たぶんタイミング的な奇跡もあったはず。直枝政広のボーカルは本作から色気も加わり素晴らしい。 ※他には岡村靖幸"家庭教師"、ニューエストモデル"ユニバーサルインベーダー"、町田町蔵"腹ふり"あたりが挙げられ、いずれも愛聴盤。無理やりoriginal loveの2ndや小沢健二の1stを加えてもよい。