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イラストレーターのヤギヤスオさんが亡くなったとのことで、私にとってはこのアルバムですね。
交わる男女を原始的な塊としてゴロッと提示しているのがシンプルかつ強烈です。虚飾なく四方八方に情熱を撒き散らす当時の彼らの濃ゆい音とピッタリ合っていて、このアルバムはこのジャケットしかあり得ないのだと改めて思いました。
Carnationコンスタントに投稿するマン。3人組になった03年作。近所のTSUTAYAにこれしかなく、長らくこれだけ聴いてましたが、5人時代からの流れだと相当な変貌っぷりにびっくりします。
グルーヴィーで骨太なロックです。毎度のことながら名曲ばかりですが、変な捻くれが消え去った分、メロディと詞の不可分な素晴らしさがくっきり表に出ています。直枝さんの声の色気も自然に伝わってきます。
矢部さんのドラムを終始堪能できるアルバムですが、この曲のここから10秒後くらいのサビ前のドラムが、歌うドラムとしてこれ以上ないレベルに素晴らしいと思ってます。
Carnationコンスタントに投稿するマン。99年作でやりたい放題具合では"天国と地獄"(92年作)と並ぶ作品。
ソウルフルなグルーヴを封印してオルタナに舵を切り、そこに勘と経験と破壊衝動によるマジカルなアレンジを振りかけ、それでも輝く名曲群に心打たれます。直線的で自棄っぱちなロック曲が最高ですが、中盤に控えるこの曲も全編サビじゃないかと思えるほどメロディが冴え渡っています。徹底的に後ろ向きな歌詞なはずなのに優しい美しさが光っている。
彼らは名盤か隠れた名盤しか残していないので、いつか全部投稿することになるでしょう。
カーネーションを聴いてこなかった自分が不思議🙄
Carnationの00年作。40周年記念本が自宅に届いたので、ゆっくりと辿り直したいところです。
5人組最後の作品で、ルーツ志向のロックと音響実験がサイケデリックにこんがらがっています。それ故に破れかぶれ感が他作品よりエモく聴こえることがあります。若干病みも入っている気はします。
直枝さんのボーカルがかなり艶っぽいのも素晴らしいです。同年のソロ作"Hopkins Creek"もものすごい作品なので聴いてほしいですが、Spotifyにはありません。残念。
Carnationの新作。何度聴いても手元をするりと逃げていくような作品で、未だに掴み切れなません。
近年の彼らは軽めの作品と重い作品が交互に出る感じで、今作は前者かと思います。目新しさがあるわけではないですが、自己に向き合いながら今フレッシュに出せる音を間違いなく出しています。安易には老成しないという意志が感じられます。
実質タイトルトラックであるこの曲は、メロディとリズムの付かず離れずな具合と曲展開が不思議な浮遊感を生んでいて面白いです。確かに回転木馬に乗っている感覚かもしれません。
40周年記念本を予約しました。今から届くのが楽しみで仕方ないです。
母の日にオレンジ色のカーネーションを送ったので、こじつけで投稿しておこう。
キャリア屈指の傑作となった17年作のラストを飾る曲。本人も自信作のようで、アルバムの流れで聴いてほしいから敢えてベスト盤に入れていないとのこと。本作で到達した軽やかさとは、運命を受け入れて生きるからこそ得られた地平なのだろうか。
決してドラマチックでもない地味な曲であるが、人間の営みや感情を長い年月で濾過したような、そんな生の本質を掴んでいる曲に思える。歌唱も色気と超然とした感じが混じり合って素晴らしい。泣いちゃう。
90年代初頭の邦楽は何かと過剰な(濃すぎる)名盤が多いが、その極みがカーネーションの「天国と地獄」(92年)でしょう。
何しろ普通の曲が全くなく、終始天国か地獄のテンションで突き進む。バンドでありながら存分にサンプリングを活用し、メンバーのアレンジ能力も高い、つまりは何でもできる状態で徹底的に曲をいじり倒す。その情報の多重度と強靭なグルーヴ、色気を獲得しつつも自家中毒になりがちな歌詞とボーカル。これらがすべて掛け算されて強烈な磁場を形成している。
本当に替えが効かない異形のロック。四方八方に破れかぶれて突き抜けてしまった姿に感動してしまったので、私にとっては10指に入る邦楽作品の1つ。
自宅の音楽棚を聴き返すその18。カーネーションの中でも本作が一番衝撃的だった。90年代初頭のファンキーな名作群(※)の中でも、とりわけポップスマニアとしてのカロリー高めのアレンジと、直枝政広の歌声によってとりわけ異質な作品。毒気が強く、本人たちもその毒にやられてんじゃないかって具合の破れかぶれ感は、たぶんタイミング的な奇跡もあったはず。直枝政広のボーカルは本作から色気も加わり素晴らしい。
※他には岡村靖幸"家庭教師"、ニューエストモデル"ユニバーサルインベーダー"、町田町蔵"腹ふり"あたりが挙げられ、いずれも愛聴盤。無理やりoriginal loveの2ndや小沢健二の1stを加えてもよい。
結成当初のバンド名が「耳鼻咽喉科」だったのめちゃめちゃ尖ってて面白い
初めて聴いた時、人生のエンドロールでかかりそうだなって思った
シンプルにド直球に良い曲
小さい頃から父親が好きで車の中でかかっていた曲。
イントロのピアノからドラムが入る所が好きすぎる。
今聴いてもカーネーションかっこいいなー!
後期カーネーションってカッティング・エッジに移籍後、3人組になりましたよね?
個人的にはスリー・ピース編成になってからの方がサウンドが先鋭化されてロックンロール度がより増したように思うんですわ。90年代よりも00年代派です。
この曲とか大して知名度無いけど、直枝政広のソングライティングの天才性が滲み出ている素晴らしいナンバーの一つだと感じる。
どちらかと言えば土臭いサウンドにも関わらず、非常にオシャレ…というかキッチュである。
(いい意味で)自分に酔ってる感じが素晴らしい。
懐古趣味的なロック・エッセンスを求める自分には打って付けの名曲だった。素直に拍手を送りたい。👏
んー、カーネーションがここまでかっこよくて面白いバンドだってことは学校でおそわらなかったなー。
聴き始めたばっかでよく分からないけど、もしかして過小評価されてるバンドなのかな。発想豊かな人たち。
トーキョーから少し離れたところに住み始めてーー
しっかしセクシーな声ですよね
https://iphone-mania.jp/news-319558/
Spotify、Apple Musicへプレイリストを転送するアプリを禁止
僕もApple MusicからSpotifyに移行するとき転送サービス使ったけど、使えなくなってしまうのかしらん。Appleが同様の圧力をかけて転送サービスが死んだら、国境が南北に分断された不幸な領民のような人が生まれてしまうな。