日本屈指の表現力とカリスマ性を誇るUAのデビュー作(1996年)。
圧倒的な記名性を宿す歌声の魔力はこの時点で唯一無二。
作品を重ねるごとに神秘性(と近寄りがたさ)が年々増していくが、この頃は良い意味でリスナーに距離が近い。
それはR&B、ダブ、ドラムンベースなどのダンス・ミュージックがベースにあるからだろう。
そして、個人的にはこのバランスが最も好みだったりする。
「リズム」のダブ・アレンジ版も収録されているが、やはりオープナーのこの曲こそが真骨頂。
大沢伸一が手がけた重厚かつ複雑なバックビートを従え、柔らかくも力強いUAのボーカルが躍動。
正真正銘、日本ソウル史に残るアンセムだ。
UA
- #UAの好きな1曲を選んでみた 今まで勝手にこの「好きな一曲選んでみたシリーズ」を、宇多田ヒカル、Blankey Jet City、スピッツ、キリンジから選んでみましたが、UAならこれ。 次点は、「微熱」「情熱」「UFO」「閃光」「プライベート・サーファー」「甘い運命」「ミルクティー」 いや、好きな曲多すぎる
- 国内屈指のブレイク・ビーツユニットの2010年3作目。 1日24時間をテーマに、DVDとセットになったコンセプトアルバムだが、純粋にアルバムとして楽しめる。 この曲はゲストにUAを迎えて繰り広げられる凶悪アブストラクト・ヒップホップ。 ぶっとく貫く低音ビートとヤクザなハイハット乱れ打ちという、ハードコアなサウンドをUAにぶつけるというその組み合わせに愕然とするが、何より驚くべきはUAがこのビートを完全にモノにしていることだ。 そのボーカリストとしての身体能力の高さに惚れ惚れ。 アルバムの中では吾妻光良とLeyonaを迎えたダンサブルで楽しい「恋愛」もお気に入り。