ポスト・クラシカルを代表する音楽家にして、極めて優れた映画音楽家だったJóhann Jóhannsson。
今作は個人的ベストSF映画『メッセージ』のサウンド・トラック(2016年)。
Villeneuveの映画は傑作揃いだけど、Jóhannssonのスコアがその素晴らしさを高めているのは明白だ。
この映画で最も印象的なのはMax Richterの名曲なのは仕方ない(あの曲は強すぎる)。
ただ、Jóhannssonの作るダークで示唆的な楽曲の数々は通奏低音として作品全体に深い根を張っており、サントラとして聴いてもあの映画のシーンが脳裏に浮かぶし、一つのアンビエントとしても成立した傑作。