チェロの旋律が不穏でありながらとても美しい曲。ヨハンソンの持ち味が発揮されてる曲です。震える音の旋律がやがて螺旋状にメロディーが旋回していき、余韻を残していく。
映画音楽だけではなく、新たな音楽を創作する事に野心的だった事をこの曲から垣間見れます。
残念ながら身体の不調と共に麻薬で亡くなったというのは、彼の新しい音楽を求めるリスナーとしてはなんともやりきれない最後でした。このアルバムひ本当に素晴らしい入門編とも言えるアルバムだけど、gold dustというタイトルは麻薬をイメージさせたいのかなんだかわからないけど、ちょっと嫌だなと思いました。
アルバムの曲はどれも素晴らしいのだけど。