Jóhann Jóhannsson Melancholia for flaming_blue

ヨハンヨハンソン。映画ボーダーラインの一曲。物悲しさが溢れた一曲だが、とても美しい。北海道の厳冬期にこの曲を聴きながら歩くと、そのメロディーから人生が見える。


水滴が凍り、死の象徴となって雪として落ちてきてくる時、あるいはその死の上を歩く時、そのメロディーから人生が見える。

先ほど雪をすくい、しばらく見ていた。雪は溶けて手から消えた。手の中には何もなくて、いつものようになにも見えなかった。