Otis Reddingの1967年のMonterey Pop Festivalでのライブ音源。ブックオフで片面がJimi Hendrixの同公演になっているLPを買いました。ジャケットが妖艶なインド美女の美しいデザインだったので…
Otisはあまり聴いていないですが、名盤と名高いヨーロッパライブと変わらぬ溌剌とした歌唱が本当に素晴らしい。ガッタガッタと歌うだけでどうしてこんなにも熱を帯びるのか。喉に神様が宿っている確信に満ちた歌声。バンド演奏も一体となった火の玉みたいな音塊を浴びましょう。
2分55秒間、この洗錬されて多才な猛者たちは偽りのないインストでマスタークラスものを提供している。
3音リフやキーチェンジがふんだんに盛り込まれたこの曲は、難なく洗練されており、全くもって抗しがたい魅力を持っている。
曲のタイトルをめぐってグループ内で揉め、誰が提案したのか今だにはっきりしないが、『Green Onions』は引っかかるものがある。
どうやら、玉ねぎは臭いけどファンキーだという総意があり、出来上がった曲とアルバムは、ファンキーだが、決して臭くはなかった。
この人のバラードに定評があります。
しかしアップでもこんな調子です。彼はあまりに突出したシンガーですね。
オーティス・レディング(Otis Redding)の他の名曲は、私のブログで聞くことができます(下をタップ)
https://otosab.com/otis-redding-ranking
朝はゆっくりしながら支度したいので、こういうスローテンポを好む。
だが休みたくなるのが難点、、、。
みどりの日ということで。ブッカーT&M.G’sによるファンキーなグルーヴがチョ〜格好良い曲である。
たしか映画『アメリカン・グラフィティ』でも効果的に使われてたような。泥臭いビート、弾けるダンス、まさしく生粋のブラックミュージックと呼ぶに相応しい名曲だ。
全体的にネバネバしたギターリフが印象的な、当時らしい音作り。モータウンやフィリーのような洗練度には程遠いが、こういうイナタイリズム感も捨てがたい。ジャズ・ファンク好きは絶対必聴。
あの素晴らしいオリジナルを超えるものは無いと思うけど、これもなかなか素敵です。
STAXレーベルの輝かしい軌跡とか、彼らのポピュラーミュージック界における貢献度とかは置いておいて。
一定の世代以上の日本人(洋楽とか聴いてなくても)にとって、Booker T. & The MG'sの音は非常に馴染みのあるものじゃないだろうか?
何故か。それは昭和のスーパーでかかってたBGMみたいだからだ。
自分の印象では、昔の「サ○コー」「ユー○カラヤ」あたりでグイグイかかっていた類のノリと近いものを感じている。
でもそれは良い音楽である証明でもあると思う。
訪れる人を自然にノせて、その気(商品をカゴに入れる気)にさせる音楽。
それこそが「ファンキー」の定義の一つかもしれない。