あがた森魚の自主制作3枚組"永遠の遠国"からの抜粋版。こちらでも名曲はかなり網羅されているので、LPを購入しました。
この曲は、細野晴臣による相当珍しいウォールオブサウンドアレンジで、あがた森魚の哀愁ある歌と煌めくサウンドがハマっています。
あがた+細野のコラボレーションをまたいつかみてみたい…
本作の時間的・空間的スケールを極限まで拡張した本家"永遠の遠国"はとんでもない傑作です。
あがた森魚
- #ロック喫茶ブラックホーク99選 あがた森魚『噫無情(レ・ミゼラブル)』(1974) 松本隆がプロデューサーについた3作目のアルバム。 キネマをテーマにしたコンセプトアルバムだ。 この曲って映画『蒲田行進曲』の前にリリースされてたんや。 そら知らなんだ。
- あがた森魚の新作。ジャケットの版画が印象的ですが、池田修三さんという版画家なんですね。ナイーブな内省が湛える静けさに惹き込まれます。 相変わらず伸び伸びと歌っているし、随所にラジカルさを残すごちゃごちゃしたサウンドも楽しい。夏休みの自由研究のような、想像力を削がない有り様に心打たれたり清々しさを感じたりします。 2010年あたりから毎年1枚以上リリースする鉄人っぷりで、半分くらいしか追えてないのですが、本作はかなり上位に来そうな充実作です。近年の作品だと"浦島64"かこれが良いかも。
- #Jポップを創ったアルバム19661995 あがた森魚『乙女の儚夢』(1972) 北海道で生まれたあがた森魚は東京で音楽活動を始め、『赤色エレジー』でデビューし、売上枚数50万枚のヒットを記録する。 その後、バックバンドにはちみつぱいを携えてリリースされた本作はとてもモダンで懐かしいサウンドがたくさんだ。 現在も音楽活動は続いていて、とても独創的で異色な作品が多い。
- あがた森魚の93年作。CDブックとして出た作品で、谷内六郎さんの絵が実に素晴らしく、あがたさんとは精神的双子といえるぐらいに完璧なコラボ。鈴木惣一朗のエヴリシングプレイによるハンドメイドな演奏も、あがたさんのイメージを柔らかく包んで飛翔させるかけがえの無いものです。 "少年歳時記"の表題のとおり、少年少女の一年をイメージしたカレンダーアルバムで、彼の持つ透明度の高い好奇心旺盛な想像力が縦横無尽に発揮されています。夏休みの空気そのものであるこの曲は指折りの名曲だと思います。 あがた森魚でしか得られない養分が絶対にあると思うので、22世紀まで残したい音楽ですが、若い人に聴かれているのだろうか…
- 久々に一人でローカル線の旅をして、長野県を周遊した。寄ったレコード屋は3件全て当たりでした。旅の音楽というと、個人的にはあがた森魚の「永遠の遠国」なので、今日も聴いた。 2時間半超の大作。普通の作品とは流れる時間のスケールが完全に異なるので、有り余る時間を聴取に注ぐくらいの向き合い方がちょうどよい。 電車に揺られながら聴くと、通り過ぎるあらゆる景色が宇宙的郷愁と結び付き、音楽とリンクして聴き手を揺さぶってくる。恐ろしい効用です。 CD版では、この曲で作中の世界を丸ごと遠景化して締めくくる。聴き手の大事なところに本作をしまっておけるように、という思いを感じる。だから私もこんな時に本作を聴きます。
- 早すぎたメロウアンビエント(80年作)。あがた森魚は何でもやるし、何をやってもいい意味で異形になるから、余程のことでは驚かない。それでもこれは流石に衝撃的。 実は「日本少年」(76年作)の「彩光∞無限」でもチルアウトフォーク的な取組みを成立させているが、ここではフォークをも捨て去っており、ある意味ではアイデンティティの放棄である。ボーカルがDavid Bowieっぽい節回しなので、Lowあたりがイメージにあったのかもしれない。 こういう作品が昨年再発されて今の耳に新鮮さを与えることが面白い。あがた森魚の作品全体がそうしたポテンシャルを持つので、サブスク解禁の今こそ再評価が待たれる。