bashfull

忘れちゃうのでレコメンド書いてます。
だんだん何をpostして何をpostしてないかわからなくなってきたのでダブってるかもしれないです。

Duval Timothy Up for bashfull

2022年にリリースしたDuval Timothyのアルバムより。
ピアノのメロディを軸に映画音声の様なサンプリングを散りばめ、背景に様々な物語を感じる一曲。
私はアルバムまるっと全部好きです。
軽く前衛的、実験的だけど聴きやすい方ではないかと思います

Rosie Lowe,Duval Timothy Gonna Be for bashfull

21年にマルチアーティストDuval TimothyとUKのSSW、Rosie Loweと共にリリースしたアルバムより
微睡みの中でゆらゆらと漂う境界線の曖昧なベッドルームミュージック

a.s.o. Go On for bashfull

portisheadあたりお好きな方には響くかもな90'sなサウンドスケープをそこはかとなく感じるtrip hop〜ドリームポップ
cafe del marコンピとかお好きな方にもハマるかもです

Kaleida Think for bashfull

UKのCicely BoulderとChristina Woodからなるデュオ Kaleidaが、2017年にロンドンの< Lex Records >からリリースしたアルバムより。

耽美なヴォーカルを軸に、憂鬱なマイナーキーによるシンセをリズミカルに奏でた一曲。
ニューウェイヴや80’sヴァイパーヴェイヴの空気感を纏ったシンセポップ。

Remixから知ったデュオ。
多分どこかのプレイリストにリミキサーの方の曲入れてたんだと思います。
便利な時代になりましたね。

Kaleida,Actress Think - Actress Tone Two Remix Edit for bashfull

UKのデュオKaleidaの2017年の曲を、UKのDarren Cunninghamによる名義 Actressが2021年にRemix。

怪しい雰囲気が漂ったポップなオリジナルの軽やかさをそぎ落とし、エキセントリックなシンセの旋律を加えて似て非なる世界観を構築した一曲。
よりアーティスティックに不可思議な世界感へと昇華されたシンセポップ。

こっちを先に知って、オリジナルの方が気になりました。

Hope Tala Mad for bashfull

ロンドン拠点の新星SSW Hope Talaが、2021年にリリースしたシングル。

軽快なボサノヴァを取り入れたメロディとビートで、艶やかさを内包したフレッシュなヴォーカルが流れる様に響く、ボッサハウス。

ボッサノヴァベースにというのはどうやらしばらく変わりなさそうなスタイル。

Anna Caragnano,Donato Dozzy Parola - Mixed for bashfull

ローマ出身の鬼才 Donato Dozzyが2019年にリリースしたシングルより。

同国のシンガー Anna Caragnanoを迎えた本作は、短くカットしたヴォーカルやヴォイスのサンプルをひたすら重ね、タイトなビートを加えた一曲。
テクノともハウスとも断定のしづらい、暗い背景を抱えたアカデミックなミニマルミュージック。

@minmin0416 が好きで自分もハマったやつ。
声による現代音楽的なトラック。

Nocow Pozdno Vstal for bashfull

ロシアはサンクトペテルブルクのプロデューサー Nocowが、Tigaが主宰するカナダ拠点の< Turbo Recordings >から2021年にリリースしたEPより。

ヴォイスサンプルのループを軸に、Nocow特有のシンセのレイヤーとビートを絡め、IDMやテクノを経由した90’sライクなブロークンビーツ。

そんなにNocowを知ってる訳ではないんですが、こいうこともするんだと今作で思いました。

Blake Mills Vanishing Twin for bashfull

カリフォルニアを拠点とするSSW Blake Millsが、2020年にリリースしたアルバムより。

落ち着いたヴォーカルと流れる様な穏やかなメロディ。
ごくごく素朴なバンドサウンドと、時に盛り上がりを見せるホーンの響きが情緒的な側面を見せる、穏やかなオルタナポップ〜インディポップ。

出てるフェスとか見ると割と有名株なんでしょうか。
最近メディアを殆ど見てないのでどんな位置付けの人なのかよくわからなくなってきました…

Nomine Judas for bashfull

UKベースミュージックの鬼才 Yongsta主宰の< Sentry Records >から2019年にリリースした同レーベルのコンピレーションアルバムより。
UKはベッドフォード拠点のUKベースプロデューサー Nomineの本作。

唸るベースと抜けを強調したパーカッションに、重々しいメロディを重ねた一曲。
Nomineが得意とするチャント的な世界観を、インダストリアルなサウンドで彩ったダークなダブステップ。

程よいトライバルや宗教的な要素が入ってくるダブステップは大好物。
Nomineは基本チェックしちゃう。

Beirut Guyamas Sonora for bashfull

USはサンタフェ出身のZachary Francis Condonを中心としたグループ Beirutが、2007年にリリースしたアルバムより。

フランス語圏の音楽に影響を受けたと言われる本アルバムは、ピアノやマンドリン、複数のストリングスやホーンたちによる楽器群が織りなす演奏とノスタルジックなサウンドスケープの一曲。
哀愁を帯びたヴォーカルと素朴な演奏が、古い物語へと誘う様なセピア色のフォークポップ〜インディーポップ。

他のアルバムも聴いたんですが、個人的にこのグループはこのアルバムが一番好きでした。

Louf,Otik Formation - Otik Remix for bashfull

UKアンダーグラウンドシーンの新興レーベル<Valby Rotary >を主宰するプロデューサー LoufことLouis Fittonが2020年にリリースしたトラックを、 同じくUKのプロデューサー Otikが2021年にRemixしリリース。

じっくり地に着いたIDM的オリジナルのトラックを空を掻く様な細かいビートに乗せ、なんとも言えない不安定な浮遊感漂うダンサブルなトラックにアップデート。
Otik節を利かした、内向的でIDMの匂いを失わないダンスミュージック〜テクノ。

Otikのこういう絶妙な浮遊感が漂うトラックがたまらなく好き。

Elis Regina Giro - Ao Vivo for bashfull

若くしてこの世を去ったブラジルの歌姫 Elis Reginaが、1969年にリリースしたアルバムから。

たった2日間でレコーディングをしたということでも有名な名アルバムに収録された本作。
ヨーロッパツアーのメンバーとオーケストラを迎え、彼女の自由なセンスを大いに感じる一曲。
別録されたものではなく、オーケストラをバックに伸びやかに歌われた豊かなヴォーカルが素晴らしい名曲。

この曲はゆったりしたものだけど、彼女のアップテンポな曲はクラブでかかったらものすごくテンションの上がりました。

Reinier Zonneveld,Eduard Artemyev Resurrection - Reinier Zonneveld 2020 Remix for bashfull

オランダのプロデューサー Reinier Zonneveldが、2020年にリリースしたシングルより。

ユーロのDJセットの為にユーロ全盛期のアンセム的トラックをテクノライクにアップデートしmixに取り入れたところ話題になり、リリースに踏み切ることとなった本作。

耽美なメロディと荒々しいビートに、90’sライクな展開で今らしさも加味された一曲。
流麗なシンセのレイヤーとノイズ混じりのダークなリズムのコントラストが禍々しい、ドープに仕上がったユーロテック。

こんなユーロっぽいゴリゴリの曲にハマるとは思わなかった。
一時期エンドレスで聴いてました。

London Elektricity Remember The Future for bashfull

UK Drum & Bassシーンを牽引するTony Colmanのソロプロジェクト London Electricityが、自身が主宰するDrum & Bassシーン最重要レーベル< Hospital Records >から2005年にリリースしたアルバムより。

軽快なハンドクラップやドラムのビートとファンク由来のベースに、ソウルフルで豊かなヴォーカルが乗る爽快な構成。
ライヴでは生楽器でも演奏される、リキッドドラムンベースの名曲。

何度も来日行き逃してるからいい加減行きたい。
この曲超好き。

Jordana I'll Take It Boring for bashfull

USメリーランド出身、カンザス拠点のSSW Jordanaが日本の優良レーベル< Tugboat >より2020年にリリースしたアルバムより。

ポップなシンセとリズムマシーンに幼さの残るヴォーカルがキッチュに乗る一曲。
ローファイで90’sライクなサウンドスケープのオルタナポップ。

Yumi Zoumaあたりお好きな方は通ずるものがあるのでは…!

Loli Molina Chicos Raros for bashfull

アルゼンチンのSSW Loli Molinaが、2011年にリリースしたアルバムより。

軽快なリズムに乗せて、エレクトロニカ的サウンドのメロディに彼女のあどけなさを残したヴォーカルが映える一曲。
アルゼンチン音響派の影響が伺える、軽やかなアルゼンチンポップス〜エレクトロニカ。

Juana Molina的音響派感なアルゼンティーナポップス。

Jon Gurd,Max Cooper,Rob Clouth The Dream - Max Cooper & Rob Clouth Extended Mix for bashfull

UKを拠点とするテクノプロデューサー Jon Gurdのトラックを、計算生物学の博士号を持つプロデューサー Max Cooperとバルセロナを拠点とするプロデューサー Rob Clouthの二人によってRemixされた2020年リリースのシングルより。

メロディアスなヴォーカルを取り入れた流麗なオリジナルを、Max CooperとRob Clouthがアーティスティックにブラッシュアップ。
ダブステップやIDMの要素を取り入れ、ノイジーでエクスペリメンタルに場面場面を切り取り、
オリジナルのドラマティックな展開を、スリリングにアップデートした一曲。

最近やっとMax Cooper聴く様に。

L⇔R アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック for bashfull

90年代に主に人気を博した黒沢健一、秀樹兄弟からなるJ-POPユニット L⇔Rが、1997年にリリースした曲。

同年に活動休止後、兄の黒沢健一が2016年に死去し、現在事実上の解散となってしまう。
透き通った歌い上げられたヴォーカルにチョッパーベースと揺らぐギター、抜ける様なドラムの音が疾走感と勢いを感じる一曲。
スリリングなメロディラインと耽美なサビへの展開が一筋縄でいかない、エキセントリックなジャパニーズポップス。

リリースされた時から未だに好きな曲。
ずっと思ってるんですが、これ今誰かがカヴァーしたらめっちゃかっこいいと思うんです。

Keiichi Sokabe Yeah Yeah for bashfull

日本のインディーバンド サニーデイ・サービスのVo./ギターも務めるSSW 曽我部恵一が、自身が主宰するレーベル< ROSE RECORDS >から2020年にリリースしたアルバムより。

ゆったりとしたリズムに乗せて、物悲しげなコーラスと泣く様に歪むギター。
重いテーマのリリックを優しげに歌い、日常を描く様に現実を突きつける一曲。

今まで曽我部さんはあまり存じ上げなかったんですが、急にこの曲がすごく好きでよく聴きました。

Bruna Mendez,June A Vida Segue, Né? for bashfull

ブラジルのSSW Bruna Mendezが、2021年に発表したシングルより。

幼さが残る柔らかいヴォーカルと、ゆったりとしたリズム。
ジャズやファンクを取り入れたメロディに、ブラジル独特の気怠い空気感を纏ったネオソウル。

直訳するとタイトルは“人生は続く、そうでしょう?"
これがリリースした頃にちょうど友人の病気のことを知ったので、その友人のことばかり考えました。
現在ご自宅で療養中ですが、その友人を思い出さない日は一度もない。

Kammerflimmer Kollektief Nachtwache, 15. September for bashfull

ドイツのエクスペリメンタルユニット Kammerflimmer Kollektiefが、2005年にリリースしたアルバムより。

微睡むマレットやシンセを背景に不安定に揺らめくインプロ的ホーン、ドラマチックなドラムの響き。
陰鬱とした世界観と幽玄なサウンドスケープが聴く人を深く沈めにかかる、エクスペリメンタルなクロスオーヴァージャズ〜エクスペリメンタルジャズ。

エレクトロニックとジャズの融合。
知った頃はまだそこまでクロスオーバージャズが前面に出ていない時期だったので、比較的目新しかった気がします。

Tim Schaufert Far Fom Here for bashfull

ドイツはベルリンを拠点とするプロデューサーTim Schaudertが、2021年にリリースしたシングルより。

UKベースを経由した様なゆったりとしたリズムにハイトーンのメランコリックなヴォーカルと、移ろうシンセのレイヤー。
90’sライクなメロディと耽美な世界観を、ヴェールで包み込んんだ様なエレクトロニカ。

なんかちょっと80〜90’sライクな感じにやっぱり惹かれる。
奥行きのある感じとかTears For Fearsをちょっと彷彿とさせるのは気のせい?

Small Circle of Friends ラブリーデイ for bashfull

日本のアンダーグラウンドシーンにて国内HIP HOP黎明期より活動するユニット Small Circle Of Friendsが、2012年にリリースしたアルバムより。

美しく通るヴォーカルとじっくりと歩調を合わせるラップ、人柄を映す様なオーガニックなサンプリングたちが気持ちよくループし、朗らかなビートに乗せてゆったりと進んでいく一曲。
時折のぞくスペイシーな効果音が、曲全体に輝く星の様に煌めく穏やかなラップミュージック。

SCOF、この曲は強烈に好き。
自分の中ですごく大事にしています。

Lost Unicorns Satie: Gnossienne No.1 - Lost Unicorns Rework for bashfull

UKの名門レーベル< Decca Records >が、クラシックや現代音楽の名曲をエレクトロニックプロデューサーたちによってリワークした作品をコンパイルし、2017年にリリースしたアルバム第二弾から。

数多くの名曲を残した作曲家 Erik Satieの作品を、Lost Unicornが手がけた本作。
ピアノによる耽美なメロディにエフェクトを乗せた4ビートを配し、怪しくドラマティックに仕上げられた一曲。

このプロデューサーの詳細を結構探したけど見つかりませんでした…

Niños Indigo Soñar Tu Voz for bashfull

チリ出身のオーディオヴィジュアルアーティスト Valeria Hernandezの別名義 Ninos Indigoが、2017年にUKの< Phonica Records >からリリースしたアルバムより。

アフリカやヒンドゥーなどの民族音楽から取り入れられたトライバリーな打楽器のループに、
幼さが残ったヴォーカルと色めくキーボードが背景で煌めく一曲。
エレクトロニカ然とした音の配列をオーガニックな楽器群で染め上げた、ローファイサウンドのエクスペリメンタルミュージック〜実験音楽。

徐々に好きになってついにLP買ったやつ。
その後、この手の音楽を選ぶにあたる指針にも、ある意味なった作品。

Joni Mitchell Song to a Seagull for bashfull

アシッドフォークの女王 Joni Mitchellが、Frank Sinatraが設立した<RePrise Records >から1968年にリリースしたデヴューアルバムより。

本曲が収録されたアルバムは、David Crosbyがオーヴァーダビング無しのアコースティック録音をレーベルに説得し、実現したアルバム。
透き通りよく響くヴォーカルと、アコースティックギター一本のみで演奏される美しい一曲。
彼女の特徴とも言えるポエトリックなソングライティングが遺憾なく発揮された、珠玉の作品。

このアルバム聴いてJoni Mitchellがすごく好きになった。
今でもこのアルバムが一番好きです。

Hybrid Leisureland Traditional Drugs for bashfull

東京出身の音楽家 Hybrid Leisurelandが2010年にフランスの良質アンビエントレーベル< Ultimae Records >よりリリースしたアルバムより。

ルイヴィトンでのショーや、NASAの4k映像、文化庁による日本行事の記録映像に楽曲を提供するなど、活躍が多岐に渡る氏のデヴューアルバムの収録作。
リバーヴする穏やかなマレットの調べと不規則に落ちる水音の様なノイズが澄んだ空気を描く様な一曲。
美しく作り込まれた静謐な音世界のエレクトロニカ〜アンビエント。

@Sakurachill に教えてもらったんですがすごく好みでした。

Suso Saiz Linda Cubana for bashfull

スペインのニューエイジのパイオニア Suso Saizのソロ作品をコンパイルし、2017年にオランダの優良再発レーベル< Music From Memory >がリリースしたアルバムより。

重たく不穏なシンセのレイヤーから始まり、涼やかなギターのメロディの入りにより徐々に光を帯びた音階でまばゆいほどの光の揺らめきを描いた、清涼で鮮やかなニューエイジ。

暗い感じから明るくなる展開の曲はそこそこ好物です。

Daedelus Tiptoes for bashfull

LAの奇才 Daedelusが、2017年にゲームソフトに提供したトラック。

不安定に畝るベースと危うい線で走るハイキーのシンセ。
狂おしい程にフリーキーでエキセントリックなメロディが、賛美歌の様に美しく響くコーラスを浮き彫りにし倒錯感を前面に押し出す、狂気と混沌の一曲。

このエキセントリックさ、狂気、カオス、なのに美麗。
Daedelus大好きです。