駅ナカの商業施設で買い物をしていたら、
何故か急に鐘の音が3回なって、
私は思わず、
"Our life〜"
と歌い始めたのが、
今日のハイライト。
https://youtu.be/jWG9KAgD6UA?si=w9u0C4XkXwnrrNFV
父に「ジョン・レノンが撃たれた日を覚えているか」と尋ねたことがある。まだ二十代だった父は、その日、緊急の用事で佐賀から福岡まで車を飛ばしていた。ラジオをつけると英語の放送に周波数が合い、ジョンの曲が流れてきた。それが終わると続けてまたジョンの曲がかかる。「こいつは調子がいいぞ」と軽快な気分で九州を北上するが、その間もラジオは延々とジョンの歌を流し続けている。やがてその異様さに気づき、早口な英語に耳を傾けると、どうやら誰かが死んだらしい。局を変えると日本語でジョンの死が報じられていた。狭い車内に繰り返される「熱烈なファンによる射殺」という言葉の意味が理解できず、呆然とアクセルを踏み続けたという。
今日はこの曲をUPしない訳にはいきません。
生前最後のアルバムの幕開けの曲。
ソロ1作目の幕開けの『Mother』は重苦しい鐘の音から始まっていたのに対して、柔らかい鐘の音から始まる。
こんなこと考えても無駄なのはわかっているけど、この後にこの人はどんな音楽を産み出していたのだろう。
どうしてもそんなことを思ってしまう。
世界同率一位の片方の音楽家のこんなにも軽やかな再出発を聴いてしまうと。
救済だ