スピリチュアル・ジャズの金字塔にして後続のジャズ、エクスペリメンタルからLAビートに至る様々な音楽へ甚大な影響を及ぼしたであろう大曲。
インド音楽の反復的構造とジャズのインプロヴィゼーションが有機的に融合したことで生まれた、壮大な内なる宇宙への探訪を感じ取ることができるような曲だ。
Pharoah Sandersのフリーキーでありながらも感情的なテナーサックスとAliceの荘厳で美しいハープの旋律の絡み合いが見事で、Cecil McBeeとRashied Aliの禁欲的なリズムセクションもこの曲の瞑想を深めている。
何度聴いても実態が掴めない不思議な曲だけど、何度聴いても深く刺さる。