中島美嘉2003年のセカンドアルバム。
彼女の代表曲にしてゼロ年代Jポップ・バラードを象徴する「雪の華」を筆頭にヒット・シングルが乱立し、本作もミリオンセラーを記録。
単なるJポップとして消費するべきではない極上のポップス・アルバムだと思っていて、70分超というCDフォーマットの限界まで詰め込んだ芳醇な音の応酬にノックアウトされてしまう。今聴いても名盤だ。
特に前半の流れが秀逸で、中でもこのオープナーは初めて聴いた瞬間に引き込まれてしまった。
洒脱でエロティックなジャズ歌謡で、足し引きが緻密に計算された狡猾なサウンドデザインに、アンニュイで魅力的なボーカルがねっとりと絡み合った大名曲。