全15曲70分超という大作に詰め込まれた人間讃歌。
SFUの貪欲な雑食精神と壮大な愛に溢れた日本産ソウル・ミュージックの金字塔だ。
彼らの代表曲たる名曲が所狭しと並んだ壮観なアルバムで、特に1〜4曲目のパワフルな熱量がとにかく素晴らしい。ただ、聴き込むうちに後半に位置するこの曲にヤラレるようになってしまった。
まるでどこかで聴いたことのあるような、安心感のある歌謡的なメロディ。豊穣な楽器が織りなす多国籍感がかえって寂寥感を醸し出すバンドアンサンブル。
中川敬の歌もそうしたアレンジに寄り添うような優しさを提示。
2008年リリースだが、永遠に歌い継がれるべき普遍性を宿した名曲だ。