秋めく時期に聴きたくなる、Fleet Foxesの21年作。
しんみりした純然たるフォーク曲が夜風に沁みますが、今日なんかは日中の日差しが暑いので、これくらいドラマティックな楽曲でもちょうどよいです。
緻密に各パートの音が組み合わされた繊細さが魅力なだけでなく、それらの音が大きな奔流となって勢いを増す瞬間の高揚感も素晴らしいです。
残響深めな音も、自然にパートごとの音の境界を溶かしていて、理知と感情のバランスをうまくとることに奏功していると思います。
そして、その真ん中に優しくも厳かに据えられた歌声が本当に美しいです。