藤井風の旅立ちっていうのは、制服を着崩して、ギターを抱えたロックで、前を向こうぜって感じ。でも、それは荒々しいって感じじゃなくて、なんていうのかな、卒業式で友達が泣いてたら、思わず笑って「なに泣いてんだよ」って強がる感じ。みんな、やっぱり寂しくて、もうすこし同じ時間を過ごしていたくて、けれど、旅立ちの時間は近づいていて。そうしたら、「さよならべいべ」って誰かが言ったんだよ。なんか、もうこれしかないって気がするね。「ばいばい」でも「またね」でもなくて、かといって「あっはは」でも「どこか!」でもなくて、別れの色んなもの、言葉に出来ないものを詰め込んだら、きっと「さよならべいべ」なんだろうな。