土岐麻子のメジャーデビュー作で2007年リリース。
デビュー作とは言ってもCymbals時代を経てなのですでに確固たる世界観が完成された名盤。
このアルバムは高校時代本当によく聴いていて、ソウル、ジャズを吸収した柔らかで仄かに官能的なサウンドは僕の音楽趣味に大きな影響を及ぼしたと思う。
この「ファンタジア」は川口大輔による最高のソングライティングがジャズ・ソウルのマナーに則った極上のアレンジによって構築された、Jポップ史に残る名曲。土岐麻子の包み込むように暖かくアンニュイな歌声も完璧。
6分超と一般的なポップスからすれば長尺なナンバーだが、長さを感じるどころか物足りなくすら感じてしまう。