大学の頃、社会学の授業でレーガン政権について調べていたらふと思い出した曲。sleeping at last が歌えばこんなに繊細な音色になるんだなぁと。
この曲がヒットしたのは、どこかで不安がっていた東西冷戦時代の緊張を、赤い風船とそれに翻弄される軍隊という比喩で表現したからだろう。
遊びで空に放った99個の風船を何かの敵と間違えた国が、軍隊を出動させて戦争を始めてしまい、結局廃虚だけがこの世に残る、ということを歌っている。
こうした歌を東西冷戦の象徴的存在だった西ドイツのバンドが歌っていたことが強い説得力を生み、それが多くの人に共感を生んだのだと思う。