Penguin Cafe Orchestraの76年作。Obscure Recordsの7枚目。彼らはベスト盤(ニートのペンギンみたいなジャケが最高)しか聴いてなかったのですが、この初作も面白いです。
クラシック的というにはポップだが、聴き手に媚びない、それでいて鑑賞を強制しない聴き心地の良さが確かにあります。肩の凝りをほぐすようなユーモア溢れる室内楽。実験的だったりセッション感があったりと、曲の表情は(真顔だけど)多彩です。
録音にちょっと時代を感じる点だけが惜しい。ノスタルジックという加点も可ですが、単純にいい音でこのアンサンブルを聴きたいという気持ちが強いです。
Penguin Cafe Orchestra(2008)
アヴァン・ポップ
ペンギン・カフェ・オーケストラの数々の名曲から。
しらずしらずカフェや雑貨屋で聞いてる人もおおいのでは。
これも好き。
ジャケの不思議な世界観いつみても不思議。
最近早起きちゃんなんですけど、ちょっと前その時間帯でテレビつけてみるとNHKのBSでユーロヴェロって言う自転車でヨーロッパの街から街を巡る番組やってて。火野正平さんの自転車番組とは全然違って笑 ヨーロッパの絶景を堪能するような趣旨の番組なんだけど、そのオープニングの曲がすごく気になって。かと言ってどこにも書いてなくどう調べたらよいかもわからず、ダメ元でShazamで聞かせたら一発で見つかった笑
なんかアコースティック版クラフトワークのようなサウンドですごく癒されるし、なんか今っぽい。でも1981年の作品だなんて、やっと時代が追いついた感がある曲ですね。
イングランドから環境音楽の代表格として1980年代に一世を風靡したサイモン・ジェフス率いるペンギンカフェ・オーケストラ。
民族音楽やクラシック、ミニマルミュージックをクロスオーバーさせた優雅なサウンドをポップに仕上げる試み。そこに不明瞭さを含ませることであらゆるリスナーをも巻き込むことができたのだと。
言わずもがな時代を飛び越えるオシャレな音楽!