Caterina Barbieri
- ドイツのエレクトロ。 2022年作。 もっとも聴きやすいであろう曲より。 リズムの”点”というよりは、リバーブによる”面”を味わうタイプの曲群。 性質は実験音楽/アンビエントに近しい。 不規則な異音。 間を噛み締めて恍惚。 響くMIDIサウンド感。 とても良く。
- Caterina Barbieriの最新作。先日の眼ジャケ探訪で出会えたアーティストの中でも最も印象的でしたが(皆さんからの反応も一番貰えましたが)、本作はその"Ecstatic Computation"と同時期に録られた姉妹作とのこと。 基本的な作風は一緒だが、本作はこの曲からシームレスで展開するビートレスな曲が中心。官能というよりはスペイシーな音像に身を委ねているとあっという間に聴き終えている。リズムから解放されているため、電子音のハーモニーを一層堪能できる作品です。法悦というか極楽というか…ありがたい。
- 眼ジャケ35枚目。Caterina Barbieriの19年作。眼ジャケを未聴作からストックするなかで素晴らしい音楽に出会えるのはありがたい。アルバムタイトルの"Ecstatic Computation"をまさしく追求しており、電子音による恍惚感が見事に作品に表れている。 使う電子音はオールドスクールというか結構古典的ですが、細部のニュアンスやわずかながらの残響によりめちゃめちゃ肌に馴染み、最早官能的ですらあります。目新しくなくとも、自らの表現を深めることで瑞々しい聴取体験を与えられる音になるのだなあと思います。