何度聴いても良いものは良い。
Prefab Sproutの2nd"Steve McQueen"の再発盤に収録されたアコースティックver.(07年作)。再発に合わせて録音したのも、それが余興のレベルを遥かに超えているのも驚きです。本家の22年後リリースという中途半端さは、この録音にも相当拘ったことを窺わせます。たぶん20周年で出したかったはず。
枯れた懐古的な味わいの曲と、アコギの多重録音による万華鏡的な曲に分かれる感じで、どちらも良いです。何よりPaddyのボーカルの瑞々しさは、本家の朝露っぽさを確かに感じさせます。
新作待ちつつ12年…こんな再録でも出してくれたらとても嬉しいのですが…
Prefab Sproutの1st(84年作)。Paddy McAloonの才能がギラつく青く奇天烈なデビュー作です。次作以降が肌に合わない人も一聴する価値ありです。
ネオアコ系統なギターの爽やかさと、はっきり言ってよく分からない複雑怪奇な曲展開がミスマッチしそうで意外とはまっています。
そんな中でもこの曲が随一の名曲。曲展開もメロディも歌詞も一筋縄ではいかず、青春のほろ苦さの結晶みたいな曲です。「僕のアーバンブルースへの貢献」というフレーズは小沢健二の「ある光」で引用されています。
本作とLampの新作との関連を予想する声を聞いたので聴きました。Prefab Sproutの5枚目(90年作)で19曲64分の大作。
ボリューム感や、ポップソングをひたすら詰め込みつつも緩やかな一体性があって1つの宇宙を形成しているところ、つまるところ聴き終えた時の感覚(満足感と軽い陶酔感)はよく似ていると感じます。1つの指標だった可能性はあります。
とにかく自在かつ高品質な楽曲があれやこれやと繰り出される、ディズニーランドみたいな夢に溢れた作品。熱冷めぬ身体を優しく包むかのようなこの終曲によって本当に昇天しそうです。そもそも現実感が希薄な天国的作品ですが…そんなところもLampと通じます。
良さ分かりきってないけど良い気はしてきた
【’80s】
【今朝のBGM⏰#589】
今朝はこの曲で
スタート
#80s
#今朝のBGM
水戸黄門かと、思いきや、ボーカルが入ると一気に美しいメロディー。うっとり。
今気づいたけど、水戸黄門の、「じーんせい、楽あり苦もあるさ。」は、ボレロのリズムだね。
20年くらい前から気になってだけど聞いてなかった
プリファブ・スプラウト
スティーブマックィーンのジャケが、当時から気になっていたよ。
サブスクで聴き放題の昨今、果たしてこの良さを当時に理解できたか?自信ないです。
この瑞々しさは永遠。
#私を構成する9枚
素敵な曲です。クロスオーバーイレブンで、知りました。トーマス・ドルビーがプロデュースしてたと思います。
80sリバイバルが盛り上がりを見せている昨今ですが、
80sなら最近これがお気に入りです。
ジャケット通り、80s特有のモヤがかかったような音像で、ポップすぎず、ロックすぎないラブソングを歌い上げるパディ・マクアルーンのボーカルは圧巻です。
あとまあ、ジャケが最高すぎます。