Adrianne Lenkerの新作。タワレコの年度末の売上に貢献すべくCDを購入。(LPは日本語帯だけ付けて対訳等なしという悲しい仕様のため)
"Bright Future"というタイトルに反して、喪失をテーマにした曲ばかり。簡素でありのままの演奏が、一滴一滴の感情が描く模様をゆっくりと浮かび上がらせます。
少しピンボケした本人の顔は、泣くのを堪えているようにも少し笑顔なようにも見える。逆説的ですが、喪失の悲しみと向き合うことが未来を豊かにする営みなのでは、と思いました。
「あなたを思い出すと、私はダメになる」と繰り返すこの曲も決して嘆きではなく、感情の中に潜む光を探しているその最中なはず。
Big Thiefのヴォーカル、エイドリアン・レンカーのリリースされたばかりのソロアルバムから
アルバム全辺通して素晴らしい👍
これは自分の今年のベストアルバム候補ですね
このアルバム聴きながら泣いたこと何回もあるよ
不幸せとはそっと距離を置いて くるであろう幸せを待ちながら たしかにそこにある空虚。粒だった光の集まる場所へむけて あゆみを進めていくような ときにたちどまり すこし疲れた顔をみせるような。
静謐で、あたたかい。明るくて、寂しい。わくわくするけど、落ち着いてる。
わたしたちがこんなにも、ある音楽に心をぴったりとくっつけられるのはなぜだろう、と ふと。いつだって音楽は、かたまりそうなわたしの心を ぬるま湯のように溶かしてくれる。
さて、雨に音はあるとおもう? 雨が たとえば アスファルトや窓 木の葉にあたる その音ではなくて、雨それ自体の音のこと。きみはどんな音をおもう?どんな音楽をおもう?
頭が重くて何もできないのでこういう透明で自然な音楽を