20_14 Assembly,Rune Kielsgaard,Nova Varnrable,African-American Sound Recordings,Cæcilie Trier,Mija Milovic part 11 for aoba_joe
コペンハーゲンのバンドらしいが正体不明。
生演奏かサンプルかも区別がつかないフレーズの繰り返しが残響マシマシでひたすら続きます。だいぶ苦行ですが、残響具合が刻々と変わっていくのに耳を傾けているとズブズブと呑まれていきます。
トラックごとに音が展開していき、9〜11曲目あたりは聖なる感じすら漂う美しい音に。苦行が報われます。
クレジットにAfrican-American Sound Recordings(Cities Avivの別名義らしい)があったので出会えましたが、登場しているのかも不明。
極寒スタジオで制作しながらこのアルバムをきいてると頭がボワーとしてきて、この曲でハッ!!!ってなる
心を沈ませる。
African-American Sound Recordingsという素性の知れないアーティストの新作。いわゆるアブスラクトヒップホップというジャンルだと思います。昨年の前作より暗めなサウンドに変化しております。
断片的なループ音源が主ですが、ビートよりもざらついた音の質感が特徴的で、その質感で作品に乱暴な統一感をもたらしている。
今作ではダークなアンビエントとも言える音像になっているのがかっこいい。なお、前作の方が奔放という意味では分かりやすくイカれてるので、入りやすいかもしれない。
ジャケなに