高校生の頃ライブで初めて吉井さんを見た時
音楽が最高なのは当然だけど
妖艶さとエロさに窒息しかけた
あんな衝撃、二度とない
すごいラブソングなのか。何なのか。
ラストの盛り上がり方が好き。
"何年先でも同じさ
「I LOVE YOU」「I LOVE YOU」が灰になる"
苦し紛れにカッコつけながらも、
寂しさを隠しきれない男の姿が痛ましい。
THE YELLOW MONKEY時代に
数多の恋を歌っているからこそ、
言葉の裏に渦巻く失意がより深く伝わってくる。
一方、当時のどこか不安定な吉井和哉には、
今とはまた違うカリスマ性が溢れていたのも事実。NIRVANAのカート・コバーンにも似た
退廃的な佇まいが美しい。
なんとなく夏前のどんより感を表したくて選んだ1曲
吉井和哉のアンニュイさと
自分の内を晒したいけど少し隠してしまう
人間味溢れる良曲