この曲を聴くと子供の頃の情景がはっきりと思い出される
『ファンファーレ』『5時のサイレン』正に遊び終わりの帰り道で聞いていた…
帰路の途中、各家庭からは晩ごはんのおかずの香りが漂い…楽しかった一日の終わりを憂い、子供ながらに何ともノスタルジックな気持ちになる
この曲を聴く度にそんな光景が浮かびその頃に戻れるエモくてとても好きな一曲
今Twitterで「2000年以降の邦ロックベストソング100」という投票企画をやっていて、自分なりにベスト30考えてみた結果、1位がandymoriのこの曲になった。
大名盤『ファンファーレと熱狂』の一曲目。
疲弊した若者が原風景を回想する。
生存競争に疲れたら、人を信用できなくなったら、昔見た景色を思い出せばよい。5時のサイレン、6時の一番星を。
青年の苦悩と、原風景、すなわち人や自然の原初的な美しさが、少年のように無垢で危うげな小山田壮平の声によって、痛々しいまでに表現されている。
これを名曲と言わずして、何を名曲というのか。