「そばにいて 確かなことは何もない それでも」
「泣かないで 明日のことは誰にもわかんないさ」
"そばにいて 確かなことは何もない それでも
泣かないで 明日のことは誰にもわかんないさ"
2010年代のインディーロックシーンをゆるりと駆け抜け、2020年に突如解散した伝説のバンド、シャムキャッツのフロントマン夏目知幸のソロプロジェクト。
先日の森、道、市場のステージがとても印象的だった。
なんとも悲しいタイトルの割には、トロピカルな空気に包まれたアッパーチューン。バンドが解散したのはある意味「失敗」だったのかもしれないが、バンドという縛りから解き放たれた自由な世界を存分に味わい尽くすかのような彼の姿は、今までよりずっと眩しく見えた。