Raphael Saadiqのファーストアルバムで2002年リリース。「ゴスペルデリック」を標榜して作られた幻想的で掴みどころの無いファンクで、濃密なサウンドに圧倒させられる強烈なアルバムだ。
個性的ではあるけど、彼本来の甘美なメロディセンスは普遍的で、聴けば聴くほどにズブズブとハマっていく中毒性の高さが魅力的。
この「Be Here」がやはりハイライト。客演にD'Angeloを招き、漆黒のグルーヴを生み出すファンク・クラシック。天上から降り注ぐようなストリングスと地を這うベースラインの対比が素晴らしい。
そしてやはりDのボーカルのカリスマ性たるや、主役を退けて支配してしまう存在感に圧倒。