この曲アルバムのリード曲的な位置付けだし、メンバー全員登場するMVを見るに、バンドの現在地的な曲なのだと解釈している。
「私たちはいつも安心の匂いがする」という歌詞があり、そして何度もリフレインされるのが、まさに自分が今のHomecomingの音楽に大して感じていることを彼ら自身が歌っている感じがして、いちリスナーとしておかしな感覚なんだけど信頼感が増した気がする。
こういう、バンド(アーティスト)の現在地的な曲、大体体重が乗ってる感じの曲が多いので好きだ。
友達にオススメされて聴いたらあまりに良かったので、ライブチケット買おうとしたらkeshiと被ってて泣く泣く取り消し🥲
でも今年観に行くだろうな。
新譜のアルバムに向き合って通して聴くという習慣が完全になくなってしまった。サブスクで聞くからとか視聴環境のこともあるが、シンプルに自身の音楽との距離感がいま現在そうであるということだとおもう。
そんな中で、新譜が出たら通して聴くのを楽しみにさせてくれるホムカミには多大な感謝の気持ちがある。
オリジナルメンバーであるドラマーが抜けてから初めてのアルバムということもあるのか、本作はシューゲイザー要素が強く、過去作のように分かりやすく明るく鳴っている曲が少ない。どこか寂寥感をまとった曲が多いという印象を受けた。
と書きながらナタリーのインタビューを読んだ。またがらっと聴こえ方が変わりそうだ。
Homecomingsの新作。今まで彼女らを聴いてこなかったのが申し訳なくなるくらいに素晴らしい作品です。
アルバムタイトルの通り、海をイメージさせる曲が多々あり、冒頭のこの曲とラストが特にそうです。この曲では、シューゲイザーなギターサウンドと後ろで繰り返すシンセのフレーズが波打ち際の水面のよう。
また、少し陰がありつつも凛とした芯の強さをもった畳野さんのボーカルもとても良いです。コーラス増し増しなのは個人的にはかなり有り難い。
邦楽のギターロックを愛する人は是非聴いてほしいです。久々に真正面から射抜かれた気分です。