ソウルと歌謡曲をヒップホップで繋ぐ風変わりなシンガーソングライターによるセカンドアルバム(2015年)。
プロデュースとアレンジは大谷能生で、大谷の個性ともいえる、ジャズとヒップホップのアブストラクトな融合が今作でも大胆に露出しています。
ネオソウル、クラブミュージック、ジャズ、そして歌謡曲と楽曲ごとにコロコロと表情を変える掴みどころのないアルバムだけど、やはりこの曲がベスト・トラック。
つんのめるようなリズム、神経質なギター、過剰に煌めくシンセサイザーが混濁した独特なバックトラックの上を、入江陽のクセの強い艶声とOMSBのタイトなラップが見事に乗りこなす、日本産ネオソウルの傑作。