夕方だいたい聴いてる。
夕日がきれいだと、余計に切なくなる。PVも好きです。
赤い公園のメジャーデビュー当時、9mmとかかまってちゃん好きがこぞって推してたんやけど、俺は不協和音混じりの変な曲の人たちってイメージであんまりピンと来なかったんよなぁ
ミナホでライブも観たけど無理にボーカルが盛り上げようとして、実際は盛り上がってなく観てて可哀想な感じやった。
その後ボーカルが変わったことはニュースで知ってたけど、それでも曲は聞かなかった。
昨年津野さんが亡くなってようやくこの曲聴いてみて、衝撃的やった。
良いアクセントのあるメロディと、透き通る歌声が好み。赤い公園で初めて好きと呼べる曲ができた。
長年推してての急な別れも悲しいけど、好きになった瞬間お別れもなかなかよ。
いやこれは反則だろ…曲に持たせていい文脈の許容量を遥かに超えてるだろ…
元々メッセージソングが苦手なのもあり曲はあくまで曲単体で自分の中の良し悪しを決めたいタイプではあるのだが、「そういう」心構えをする前に歌い出しの1フレーズ目から物語がどっと溢れてきてやられてしまった。完敗です。
どうやら夏くらいには披露されてた曲らしい。
どんな気持ちでこの曲を書いたのかなんて誰にもわからない。
議論するなんてナンセンスだし、曲を聴くのが我々にできる最大のことだと思う。
"最後くらいかっこつけたい
滲んだオレンジ どうか振り返らないで"
作詞:津野米咲
作曲:津野米咲