他の人が歌ってたら売れてないだろうなぁという曲は、日本だけでもかなりの数あるんだろうなぁ。この人が歌ってるから売れた。ボーカルの一番不思議な点ですよね。
正直なところ上手いボーカリストなんていっくらでもいるんですよね。ただ上手いと思ってる人ほど、個性がないように思う。例えるなら美人とかイケメンと同じなんですかね笑
やっぱりボーカリストに必要なのは、なんか引っかかる個性なんだろうなぁと思わざるを得ない。
彼女は人間的にも独特であるんだけど、それ以上に歌い方が個性的。言葉の発し方、タイム感、間の取り方。そして歌詞、ドキッとする言葉。一聴しただけで心に刺さる。今聴いても当時の感覚が蘇る。
人間の生々しさなど書かれた詩とは裏腹に曲は爽やか
そんなギャップも大好きな理由の一つです
#FM802ヘビーローテーション
1997年11月DOMESTIC『強く儚い者たち』
#TSUTAYAこれは聴いておきたい不滅の名盤
Cocco『クムイウタ』(1998)
Coccoの歌詞は、時にドキッとさせられる。
『強く儚い者たち』はこのアルバムの代表曲でもあり、Coccoとしても代表曲である。
きっと 飛魚のアーチをくぐって
宝島に着いた頃
あなたのお姫様は
誰かと腰を振ってるわ
人は強いものよ
そして儚いもの
自分も儚くも強く生きたいものだ。
ちなみに「クムイウタ」とは、沖縄の言葉で「子守唄」の意味。