ベースレスのジャズ・トリオによる2016年セカンド。
ピアノ、サックス、ドラム&パーカッションという編成で繰り広げられる音は、現代ジャズ、ポスト・ロック、スピリチュアルジャズ、さらにはワールドミュージック的な風合いまで覗かせる。
非常にスマートでクレバーな作品だが、刺激的なダイナミズムも忘れていないのがポイントだ。
この曲は2分という短尺だが、ヒップホップ的なサンプリング・ループからの影響を感じさせるミニマリズムの美学が貫かれている。
催眠的に反復されるフレーズの上を美しく、抒情的なストリングスとピアノ、サックスの旋律が飛翔する。
タイトル通り、夢の中に沈んでいくような不思議な聴感。