奇妙だけど美しい、別れの歌。
深い愛情の行き着く先に「愛憎入り交じる」ってあるけど、この主人公はまさにそんな想いを抱いた相手と別れることを決意する。
でも、どうやって終わりにしたらいいのか分からない。
そして、未練を断ち切るようにこんな提案をする。
「僕たちは今会ったばかりの他人同士ね、いいかい?
ただ微笑んで「こんにちは」って言おう
「こんにちは」って言って、さよならって手を振ろう」
主に、裏庭の隅に咲く花のような妖しい世界を歌うグループだけれど、B面のラストにこんな美しい曲を持ってくるのは、意味深でもあり、つくづく凄いと思う。